夢の中で私を知らないという彼氏に、お客様として甘く激しく尽くされる! (Page 2)
「んっ、そこ痛気持ちいいです」
「コリコリしてますもんね。老廃物も溜まっているようです。丁寧に流していきますね」
哲也の大きくて肉厚な手が私の肌を揉み撫でていく。
(現実の哲也も、プロかなってくらいマッサージ上手だけど、夢の中の哲也も上手〜♡)
肩も重点的に解してもらって、腕なんか何回でもグルングルン回せるんじゃないかってくらい軽くなった気になる。
だんだん降りてくる手。
デコルテから、わきの下や脇腹目掛けて揉んで流されて、体が勝手に緊張する。
そして、上乳から胸の間、下乳のラインを解される。
勝手に期待して双丘の頂が浮き上がる。
(や、やだ乳首勃っちゃった…!)
顔色ひとつ変えずにマッサージを続ける哲也に余計に恥ずかしくなる。
「あ、あの、すみません…む、胸以外でお願いしますっ!」
一瞬手を止めた哲也がニコリと笑う。
「美鈴様、生理現象でもありますし、お気になさらないでください」
まるで気にも留めていないように振る舞われて、美鈴はショックを受けてしまった。
自分の恋人が、彼女の尖りを見ても何ともなさそうにしているだなんて、自信喪失するのは当たり前だ。
それからも、胸元も普通の顔で揉み解され、お腹、腰とどんどん手が下にいく。
次は脚のマッサージ。
だが、勃ってしまった尖りの恥ずかしさや、何ともない顔をする哲也の目の前で裸にタオル1枚だけの自分の姿に、逃げ出したくなっていた。
そして、胸元を指が通っていく度に、お腹の奥がジュッと熱くなった気がしていた。
そして、足の裏、ふくらはぎを解されている時に美鈴は気づいてしまった。
(ヤバい…私濡れすぎ…)
タオルに隠れたそこは、普段ではありえないシチュエーションに興奮を隠しきれていなかったのだ。
(どうか、気づかれませんように)
祈る間にも哲也の大きな手が美鈴の体を解し温めていく。
オイルも使われて、テカテカに光った手さえ厭らしく見えてしまう。
太ももに手がかかる。
手全体でゆっくりと揉みながら、斜め上へジワジワと回し上がってくる。
そして、またスレスレを通って脚の付け根に老廃物を流しまた太ももに戻る。
「…っ、ふぅっ」
「美鈴様、申し訳ございません、痛かったでしょうか?」
少し慌て気味の哲也。
「あっ、いえ違います。気持ちよくて…」
「ならよかったです。痛い思いをさせたのかと焦りました…ええ、では続きをさせていただいても宜しいでしょうか?」
「はい、お願いしま…え?」
その時、あるものが美鈴の目に入った。
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