彼とマンガ喫茶へ泊まることに。すると、隣の部屋から喘ぎ声が聞こえてきて… (Page 2)
マンガ喫茶は一見個室になっているけれど、天井が空いていて誰かが話そうものなら声は聞こえてしまう。
そんなところで身体を重ねるなんて、とてもスリリングな行為だと思った。
「あ、あ…もっと…」
耳をすますと、その声はどうやら右隣の個室から聞こえているらしかった。
声を我慢しているのはわかるけれど、その声は快感で艶を帯びている。
私と昴くんはしばらく無言だったけれど、ふいに彼がそっとキスをしてきた。
「ん…」
いつもと変わらない、キス。
私は受け身のまま、彼のふっくらした唇の感触を楽しむ。
けれど、彼は私のスカートに手を伸ばすと、下着の上からお尻を撫で始める。
「待って、ここじゃ…」
「静かに」
私は抵抗しようと少し身体をよじったが、彼は強い力で抱き寄せてキスをする。
こうなったら、力では敵わない。
私は彼に両手を伸ばして抱きつくと、「バレないようにしてね」とだけ呟いた。
「萌香が、声を出さなければ大丈夫だよ」
彼はそういうと、私の胸をむき出しにしてすでに硬くなった乳首を軽く噛む。
「っ………」
私はぎゅっと唇を結び、声が出ないように耐えた。
昴くんは私を壁にもたれかけさせると、片方の乳首に吸い付き、もう片方を指で強くつまむ。
気持ちよすぎて、のけぞりそうになった。
「………んっ…」
「ダメだよ、声は我慢して」
「う、ん…」
私は自分の両手で口を押さえると、声を出さないことだけに神経を研ぎ澄ませる。
「あん…だめ…」
なんと、とうとう左隣からも喘ぎ声が聞こえ始めた。
「はは、みんな、盛ってるなぁ」
昴くんはそう言って笑うと、私のスカートと下着をそっと下ろす。
開かれたあそこはすでに濡れて、クリトリスがひくひくと疼いているのがわかった。
良かったです。
匿名 さん 2020年5月17日