コスプレ女とカメラ男のちょっとした邂逅 (Page 3)
「いいですね。すごくいいです…」
その言葉はため息まじりで、見れば枢木の頬は紅潮し、呼吸は荒くなっている。
その様子を見ていると、陽菜も自然と身体が熱くなった。
陽菜は椅子から立ち上がり、背もたれに肘をつくと、お尻をぐいっと突き出した。そして両手でスカートの裾をつまむとゆっくりと持ち上げていく。
(もっと見て…)
そんな思いを込めて見つめると、枢木も陽菜の意図を察してくれたようで、今度はストッキングに包まれた太股にカメラを向けた。
再びフラッシュが光ると、陽菜はうっとりとした表情を浮かべた。
パシャッ!パシャッ!
またシャッターの音が鳴る。
(あぁ、気持ち良い…)
いつの間にか陽菜は自分が自分ではなくなっていく感覚に陥っていた。
「少し暑いので…ストッキング脱いできてもいいですか?」
ほんのり火照った顔で陽菜は呟いた。
「そうですね、休憩しましょう」
そう言うと枢木は荷物の中からミネラルウォーターの入ったペットボトルを取り出し、陽菜に差し出した。
「これ、良かったらどうぞ」
「あ、ありがとうございます」
陽菜は着替え用のカーテンの中で、ペットボトルに口をつけながらパンティストッキングと上半身に着けていたボディストッキングを脱いだ。黒いショーツは、外からは分かりにくいがはっきりと湿っていた。
(でも、きっと近寄ったら分かってしまうでしょうね)
そう思うと陽菜の背中には快感にも似た痺れが走った。再び枢木の前まで出ると、先程の椅子に腰掛けた。
「そろそろいいですか?」
「じゃあ、さきほどと同じくポーズの指定はしません。自由にしてもらって結構です」
そう言い終わると、枢木は再びカメラを構えた。
陽菜は椅子に座ったまま、ウエストをねじって髪をかきあげる。そのまま、流し目を送りながら唇を舐め、舌先でチロリと下唇をなぞってみせる。
「んっ…」
陽菜は小さく声を上げた。自分でも驚くほどの甘い響き。
パシャッ!
フラッシュと共にシャッター音が鳴り響く。陽菜はゆっくりと前かがみになると、右手で髪を整え、左手で胸元の谷間を隠してみる。
パシャッ!パシャッ!パシャッ! フラッシュが光るたび、身体の奥底が熱くなる。
やがて陽菜は片手を下ろすと、今度は大きく脚を開いてみせた。すでにじっとりと濡れた布地が肌に貼り付いた。
枢木がゴクリと喉を鳴らすのが見えた。スラックスの上からでも分かるくらい、枢木のそこは膨らんでいた。先程の屋外での撮影会でも感じたことなのだが、陽菜はこういった反応がこの上なく嬉しかった。
枢木は再度カメラを覗き込むと、シャッター音を鳴らした。
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