「あの子は彼のもの」私の好きな人は、もうすぐ結婚してしまう子に恋している。お祝いパーティーで酔った後、私は彼の手を引いてラブホテルへと向かい… (Page 2)
土浦くんは、仲睦まじく手を繋いで帰る風香たちの後ろ姿を、いつまでも眺めていた。
「土浦くん」
「美波」
「…風香を、見ているの?」
「…いや、別に。それに、あいつはもう景都先輩のものだろう」
そうだ。
風香は、あの子は、景都先輩のものなのだ。
それならあなたは、私のものになってよ。
「ねぇ、土浦くん?」
「なんだ?」
「泊まっていかない?」
少し派手すぎる部屋しか残っていなかったが、彼が居心地悪そうにしているのは、それだけが理由ではないと思った。
ラブホテルの独特な匂いは、両想いではない二人で過ごすには心苦しい香りなのだと初めて知った。
「美波、やっぱり俺…」
「黙って」
私は土浦くんにそっとキスすると、そのまま舌を唇に割り込ませる。
もう、どちらの匂いなのかわからないほど、息は深いお酒の香りがした。
「んっ…」
土浦くんが息苦しそうに吐息を漏らす。
私はすぐさま彼のチノパンのチャック部分に手を這わせ、陰茎を強く擦るように撫でつけた。
身長が高くてがっしりした身体つきの土浦くんは、オスの部分も驚くほど大きかった。
本能には逆らえないのか、すぐに硬くなったそこを私はためらいもなく口に含む。
「ん、美波…」
彼は気持ちよいのか、やめてほしいのかわからない手つきで私の頭を撫でる。
フェラには自信があった。
わざと音を立てて陰茎をしゃぶり、喉の奥まで含んでいく。
ここまで大きなものを咥えたことはなかったけれど、舌を使って愛撫すると、そこはますます膨張した。
そういえば、風香が景都先輩と付き合ったばかりの頃、自分にセックスの技術がないのだと落ち込んでいたことがあった。
風香は身体の関係を持ったのも景都先輩が初めてで、「気持ちよくなってほしくてフェラをしたけれど、うまくいかなくて泣いてしまった」と打ち明けてきた。
もちろん、経験豊富な景都先輩がそんなことを気にするはずもなく、彼女の身体はたっぷりと愛を注がれたわけだけれど。
「最初はドキドキしたけど、好きな人とのエッチって、気持ちいいんだね…」
そんなふうに、顔を赤らめる風香がとても愛しく思えた。
こんな表情を、土浦くんも可愛いと思っているのだろうと感じた。
う~ん・・残念。
作者さんの作りたかったストーリーとかキャラの感情とか・・
頭の中に色々思い浮かぶんだけど。
残念なのは文章が「た。」「だ。」で切られてる所が多いと感じますよ。
完了形&過去形の文章は読み手が理解できなくなります。
そこだけ直すと切なく哀愁の有る良い小説と思います。
こんな事書いてごめんなさい。
匿名 さん 2020年5月9日