婚約者の兄弟二人と3P〜どっちと結婚する?〜 (Page 2)

「あ…っ」

天蓋付きのダブルベッドに押し倒された時、目の前に大好きな2人がいるのは幸福だった。それも2人は兄弟だ。マヒルは背徳感を感じながらも、これから自分がどうなるのかわからずドキドキした。

「綺麗だよ、マヒル」
「小さい頃俺とお風呂に入ったときから、随分と体が女になったよね」

一糸まとわぬ姿でベッドに身体を委ねるマヒルを見て、2人の男の目はぎらついていた。普段年上で大人なアサヒが急に狼のような目になったこと、知的なヨルが荒い呼吸で興奮している様子であることが、マヒルの快楽への期待を高ぶらせた。

「マヒル」
「んっ」

アサヒに、マヒルは口づけされた。ベッドに押し倒すようにして唇を塞がれ、マヒルは彼の熱い舌を受け入れるしかない。指を絡めるように両手を繋がれ、これから行われるセックスが愛のあるものだと実感する。

「んっ、うぅ…」
「兄さん、ずるっ!俺だってキスしたいのに!だったら…」
「んぅぅっ!」

兄のアサヒにキスされながら、弟のヨルに両胸を掴まれる。胸の柔らかさを確かめるように触れられたかと思えば、期待にたってしまった乳首の先をつままれ、マヒルはのけぞる。

(あ、そんな…)

ヨルは乳首を口に含んで一度濡らしてから、乳首を親指と人差し指で挟み、硬さを確かめているようだ。両胸とも同じように乳首を指で挟まれ指の腹でくりくりとこねられる。

「あ、あっ、あっ、あぁ…」

胸の先がどんどんと熱くなる一方で、マヒルの喘ぎ声が抑えられないものになると、アサヒが口の中を蹂躙してくる。舌を深く絡ませ、舌そのものを愛撫されているのだ。

「ん…はぁ…あ…!」
「マヒルって胸が弱いんだな。処女なのに、腰浮いてるんだけど。かっわいいー」
「はぁ…んっ…!」

左の胸の乳首を軽く甘噛みされ、マヒルは腰が浮いてしまうのがわかった。ヨルにからかわれて意識してしまうが、乳首をこねられる度に腰は自然と浮いてしまう。マヒル自身には、どうしようもできない。

「ん…ヨル、やめろ。マヒルが可哀想だ」
「んっ、あっ、あ、あ、アサヒ…」

アサヒが口づけをやめると、今までつながっていた唇同士が細い唾液で繋がって、滴を落とす。アサヒと顔を遠ざけるために、ヨルがぐいっとマヒルの顎を掴んだ。

「兄さんはわかってないな。マヒルはエッチだから喜んでるよ。ねぇ、俺ともキスしよ」
「あ、ヨル…んっ」

悪戯するように、ヨルはぺろりとマヒルの薄い唇を舐めてから、舌先を侵入させる。歯列をなぞるようなキスは、兄のアサヒとは違う。

(んっ、アサヒ…?)

ヨルと口づけをかわしている時、アサヒの姿が後ろに下がっていく。ヨルに口づけをされながらも胸をいじられ、身体がびくびくと反応してしまいながらも、アサヒの姿を探そうと目を動かした時だった。

「ふぁっ…!」

大きな刺激を与えられたのは、マヒルの脚の間だった。

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