7年目の逃避行 (Page 4)
「何、なに?…陵治?」
「目の前に、ちゃんといるよ」
陵治は瞳の腰を持ち洗面台に座らせた。
「や…恥ずかしい…」
力を入れる瞳の太ももを優しく撫でると、陵治は脚を持ち上げ肩に置きながら姿勢を落とした。
「今から何するか…わかる?」
「え?…あ、いい香りがする」
身体をこわばらせている瞳のふくらはぎを両手で掴み、陵治はアロマオイルでゆっくりマッサージしていった。
「私が陵治にする」
瞳は鼻を動かしながら、目を覆っている陵治のバスローブの紐に手を伸ばした。
「ダメだよ」
まだ力が入っている瞳の太ももに触れると、膝の周りをほぐしていき、両手が離れた。
「ねぇ、何で目隠ししてるの?もうお風呂…」
「まだ終わってないよ?」
座っている瞳のヒップを掴み太ももに顔をうずめ、内側を舐めあげていく。
陵治の無精ひげが肌にチクチクと当たり、あっという間に舌先は秘部にたどり着いた。
「ああああぁああああぁ…あああぁああああああッ」
濡れている秘部の周りを舐めると、温かい入口の中に舌先を入れて動かした。
「あぁああああぁあああぁああッ、あぁっ気持ちいいぃ」
秘部の中から膨らんだクリトリスを口に含むと舌先で舐め回して、皮を捲り刺激する。
「やッああああああああっ…あああぁぁああああああ」
舌で秘部を舐めながら顔を離していき、瞳の耳にパチンっと何かを開ける音が入ってきた。
陵治は、秘部の上にローションを落とすと、自分の指も垂らすほど濡らした。
秘部の周りを愛液と馴染ませ、くちゅくちゅと音を立てて愛撫した。
「んん、りょ、陵治ぃ…あっあああぁ、じわじわする」
「そういうローションだよ」
「あぁああぁああああああぁあああッあぁ、あったかいの、あッ気持ちいいぃ」
ぐっしょりと濡れて温かい秘部に陵治の指が入ると、瞳の中の温度はどんどん上がった。
陵治は指の角度を変えると、小刻みに動かした。
「瞳?…気持ちいい?」
下の方からする陵治の声、自分の秘部からする、ぴちゃぴちゃという音が、どんどんぼやけて聞こえ始めた。
「あぁあああああああああああぁああぁッあぁあああああぁあああんんっ」
大量に潮を噴くと、陵治は前がはだけたバスローブを脱ぎ、瞳のひざ下に腕を通して軽々と抱き上げた。
瞳の目を覆っていた紐を取ると、ガラス張りのバスルームに入って行った。
まるで
サスペンス劇みたいで
うっとりしました
続編を希望します
麻奈美 さん 2022年4月23日