楽しいデートの始まり

・作

楽しみにしていた彼と久しぶりのデート。なのに大渋滞に巻き込まれてガッカリの美咲。渋滞中に暇を持て余した男女が白昼堂々、車の中であんなことやこんなことを…!?恥ずかしさと気持ちよさで頭がおかしくなっちゃうよぉ…!!

今日は彼氏の圭吾と久々のデート。

でもアウトレットへ向かう高速道路で大渋滞中。

交通ラジオによると、事故直後のためしばらく動けないとのこと。

せっかく楽しみにしてたのに…。

次第に車の流れが止まってしまった。
圭吾もサイドブレーキを引き、車は完全に停車する。

美咲がいつになったら着けるかな、なんてぼんやり考えていると、むにゅっとした感覚が…!?

「なにしてんのよ!」

胸を掴んできた圭吾の手をパシッと払うも、反省する素振りはまるでない。

「ごめんごめん、悪かったよ…」

圭吾はニヤニヤと口角を上げている。
そして美咲の頭をそっと撫でて引き寄せ、唇に触れてきた。

突然のことに驚き目を見開いていた美咲は、ふとバックミラー越しに後続のドライバーと目が合ってしまった。

「ね、ねぇ、見られてるからもうやめようよぉ」

離れようとする美咲をよそに

「どうせ後ろからじゃ見えないだろ?」

と、再度唇を重ねる圭吾。今度はねっとりと舌を絡めてくる。

だが、やはり美咲は視線を感じる…。

前の車の後部座席から、2人の様子を食い入るように見ている、いかにも大学生風の男たちがいた。

「やだ!前の車からは丸見えじゃない!」

「いいじゃん、見せつけてやろうぜ…」

圭吾はそう言うとさらに激しく美咲を求めた。

執拗に絡みつく舌は、吸い付き、上あごや歯列を舐め上げる。

初めは抵抗していた美咲も、圭吾の与える刺激に耐えかね次第に受け入れていく。

時々、前方に視線を向けては羞恥心を掻き立てられ、下半身が熱くなるのを感じていた。

見られてる…恥ずかしいはずなのに、なんでだろうすごくドキドキする。
美咲の秘部からジュン…と甘い蜜が溢れ出し、下着を濡らしていく。

そんな美咲の様子を知ってか知らずか、圭吾は服の上から胸を手のひらでそっと撫で回す。

次に鷲掴んで揉みしだき、乳首を探し当て、キュッと摘んでやる。

「あっ…」

美咲から艶っぽい声が漏れたのを皮切りに、圭吾の手は胸から離れ、腹部をツツツーとなぞりながらゆっくりと下へ下へと降りていく。

スカートの裾から侵入した手は、下着の上から美咲の割れ目をそっとなぞる。

「なんだよ、こんなに濡らしてんじゃん」

意地悪く笑う圭吾は、ショーツを横にずらして直接秘部に触れてくる。

「んっ…!」

突然の刺激に美咲の腰がビクンと跳ねる。

圭吾は美咲の目の前で濡れた指を開いて見せ、糸を引く様を見せつけてくる。

「わーお。テラテラ光っていやらしー」

ニヤニヤとした笑みを浮かべる圭吾はとても楽しそうだ。

美咲は、白昼堂々車の中で行われている行為に、見られているという事実に、普段より興奮を覚えていた。

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