夫の前で女性向け性感マッサージを受けることになった私は… (Page 2)
ぐぢゅ、ぢゅぱ。まるで私のものではないみたいに、卑猥な水音が室内にこだまする。的確な強さとリズム感で性感帯を擦りあげる侑さんの指先。そして健斗さんよって揉みしだかれる乳房に、弾かれて虐められる乳首。私の奥に眠る雌は彼らの愛撫で強引に目覚めさせられ、押し寄せる快感の波に理性が溶けていく。
「あぁぁッ…イクッ…!」
「ほら、イキ顔もしっかり撮ってもらいましょう」
「だめぇ…あぁ、ひッぁ…ぁぁ…!」
「わかります? 紗香さん今、すごいたくさん潮吹いてますよ」
少々手荒に前髪を掴まれたかと思えば正面を向かされ、カメラに視線をと耳打ちされる。さらには飛び散る生温かい体液を止められないまま、私は激しすぎるアクメと羞恥に瞳をうるませていた。
「さて、少し場所を変わりましょうか」
シーツへ肢体を投げ出したままの私を尻目に、健斗さんと侑さんはベッドから降りて立ち上げる。入れ替わりにのしかかってきた夫の荒い息遣い、そして獣のようにギラつく視線。
「ンッッ…ッぅ、はぅんッ…」
息つく間もなく押し入ってきた夫の剛直を受け入れながら、私は媚肉を締め上げて甲高く啼(な)いた。早急に開始されたピストンで、思考は揺さぶられ全身が熱で煮えたぎっていく。
「あぁッ、ッはぁ…」
健斗さんと侑さんに見守られ、継続して撮影もされながらの夫とのセックス。コンドームを着けた素振りはなく、律動が和らぐ気配もない。一心不乱に腰を打ち付けてくる影の下でシーツに沈みながら、私自身もただひたすらに喘ぐ肉壺に成り果てていた。
「ッ…紗香ッ…出す、ぞ」
「ンンンぅッ、ッぁ、あ、ぁ…」
滾(たぎ)るペニスが弾けて、びゅるりと胎内に注がれる白濁。本能的に湧き上がる種付けの喜びに酔いしれながら、私は内股を痙攣させて夫にしがみついていた。肉筒はしゃぶるようにうごめき、少しでも奥へと愛しい人の子種を誘った。
「紗香さん、私たちからも…」
「旦那さんとの中出しセックス、気持ち良かったですね」
ギシリと枕元が軋んだ刹那、私の顔面には2人分の精子が降り注いでいた。ぬっと差し出された亀頭から放たれる、濃厚な雄汁。間近で撮影されながらの顔射という屈辱も、今はこの上ない愉悦だった。
「今日は素敵な体験をありがとうございました」
漂う官能的な雰囲気のままに、私たちは4人で記念撮影をした。ザーメンにまみれた私を中心に、6つの手のひらに優しく撫でられ囲まれながら。なんて卑猥な光景なんだろう。新たな扉を開いた私は、終わったばかりだというのに、もう既に次の機会について考えを巡らせていたのだった。
Fin.
グロい
愛読している途中で濡れてしまう様な
素晴らしいストーリーでした
美紀 さん 2022年4月15日