Sな彼氏は私の陥没乳首が大好きで

・作

胸が大きくてスタイルがよく、そのうえ仕事でも人一倍頑張って成果を出している。そんな叶絵(かなえ)にはコンプレックスがあった。それは陥没乳首であること。同棲している彼氏の実(みのる)は、ちょっぴりサディスティックな男性で。恥ずかしがり屋の乳首を責められた叶絵は今夜も気持ちよくなってしまい…

「叶絵、おかえり。ちゃんと周りの人にはバレなかった?」
「…多分、バレてないと思う」

同棲している彼氏──実からの命令で私は下着をつけないまま、近所のドラッグストアへ買い物に行ってきた。カーディガンは羽織っていたものの、ぴったりとした薄手のトップスの下は素肌。加えて下半身は短めのスカート、そして透け感のある黒のタイツのみだった。

「言われたもの、買ってきたよ」

ペットボトルの水が2本にウェットティッシュ、それからコンドームに潤滑剤。いかにも、と匂わせるようなラインナップだ。一見すると罰ゲームのような内容だが、私と実にとってこれは楽しい『プレイ』だった。

「ッぁ…ゃ…」
「今日もおっぱいいじめ、いっぱいしようね」

帰宅から一息つく間もなく、明るいままのリビングで実に抱きすくめられる。彼の指先は迷いなく私の胸元へと向かい、その先端を探るように這いずり始めた。

「ぁ…ンぁ…」
「叶絵の可愛い乳首はどこかな?」

私は昔から発育がよく、自他ともに認める巨乳だった。それでも太って見られたくないとジム通いやエステでボディメイクを徹底し、スタイルの維持に努めている。

「ブラジャーがないと、服の上からでも可愛いがれていいね」

胸が大きいからといって軽薄で軟派な女だと思われるのは勘弁だからと、勉学も仕事もしっかり頑張ってきた。その甲斐あって職場での評価は、同期の中でトップクラスだ。ただひとつ、私にはコンプレックスがある。それは…

「ぁッぁ…みの、るッ…」
「今日もこれ、使おうね」

実が取り出した小さな吸引器を見て、私は頬をじわりと赤く染めた。そう、私の乳首は乳輪に埋もれている、いわゆる陥没乳頭というものだった。

「だって触っただけじゃ、出てこないんだから」
「ンぅッ…はぁ…」

服を鎖骨のあたりまで大胆に捲られれば、質量のある乳房がぶるんと揺れながら零れ落ちてきた。釣鐘型のその丸みの先っぽへ、あてがわれる吸引器。透明のプラスティックの筒とピンク色のシリコンからなるそれは、私の羞恥を掻き立てるトリガーだった。

「ほら、ぷっくりしてきた」
「ぁ、ぁ…」

陰圧に引っ張られて、私の乳輪がむくりと膨れる。強く吸われる感触、そして実からの熱視線。痛みなどほんの少しばかりで、この後の行為への期待だけが高まっていく。

「ッはぁ、ンッ…」
「ちゃんと両方出せたね、えらいえらい」
「ンひぁッッ、は、ぅ…」

小さな豆粒ほどの、丸っこい乳頭。それらが顔を出した直後、吸引器をぷちりと毟(むし)り取られた私は、思わず甲高く喘いだ。乳首の周りの皮膚に、薄らと赤い痕が残っていた。

「あぁッ、ンぁ…」
「相変わらず敏感だね」

指の腹でこねられ、爪の先で引っ掻かれ。円を描くように押し潰されたかと思えば、びんと尖るほどに強く引っ張られる。すっかり勃ちあがった突起をねちっこく愛撫され、私の呼吸はどんどんと乱れていった。

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