初めての子作り (Page 3)

「光一さんとの子ども、欲しいです」

僕はその返事を聞くと、ユキさんの秘部に僕の硬くなったものをゆっくりと入れる。

「ひ、……んッ」

初めてゴムをつけずに入れたユキさんの中はとても暖かく、きゅうきゅうとうねるように締めつけてくる。

受け入れるのが久々だったからか、ユキさんの足は震え、少し苦しげな呼吸がこぼれている。

「大丈夫、ですか」

ユキさんは呼吸を整えた後、少し眉を下げた。

「すいません、もう少しだけ……このままで」

ユキさんは僕の背に手を回して、軽く抱き締める。

そのまま、僕とユキさんは重なったまま抱きしめあっていた。

軽くまぶたに唇を落とすと、くすぐったそうに笑う。

しばらくして、

「光一さん」

は、と熱い息がかかる。

「お願いします……動いて」

僕はその言葉にもう一度キスをして、腰を動かす。

「あっ……、ん……!」

初めはゆっくりと、それからだんだんと早くしながら、彼女のいい所を突く。

ユキさんの押し殺しきれていない喘ぎ声が何度も何度もこぼれて、その度に僕は興奮するのを感じる。

「あっ!?や、光一さ、光一さんっ!」

びく、とひときわ大きく体が震えて、ユキさんの目から涙がぽろぽろとあふれた。

「ユキさん……っ」

何度も呼ばれる名前に、応えるように名前を呼び返しながら腰の動きは止めない。

彼女の一番いい所を何度も何度も突くと、ユキさんの足が僕の体に絡みついて、すがるように全身で抱きついてくる。

もはや喘ぎ声を抑える余裕もないのか、突くたびに可愛らしい声がこぼれ落ちる。

それを愛しく思いながら、ユキさんと同時に僕の限界も感じていた。

「ユキさん……っ」

きゅう、とひときわ締めつけが強くなって、同時にユキさんの声にならない嬌声が喉を震わせる。

ユキさんの全身ががくがくと震え、抱き締められる力が強くなる。

同時に僕も達して、ユキさんの奥に精液が流れ込むのを感じる。

ふ、とユキさんの体から力が抜け、僕は彼女の上に倒れこむように体を重ねた。

重いだろうと慌てて体をどかそうとして、ユキさんにゆるく抱きしめられて止められる。

「光一さん……すごく、気持ちよかったです」

夢の中にいるようなぽうとした声でユキさんはそう言った。

その言葉に安心しながら、僕も、と応えると、ユキさんは嬉しそうにふにゃりと笑う。

僕はユキさんのその笑顔を、ずっと見ていたいと思った。

Fin.

この作品が良かったら「いいね!」しよう

4

公開日:

感想・レビュー

1件のレビュー

初めての子作りのレビュー一覧

  • う~ん。
    設定も理解しやすく登場人物の感情もよく伝わって来て、こちらもハッピーな気持ちになれて…
    ても何か足りない気がする。
    もう少しエッチでもいいかも。
    個人的な感想ですので

    5

    匿名 さん 2020年4月18日

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX キス ちょっと強引に 愛撫 クリ責め 我慢できなくて 乳首 思わぬ展開 指挿れ 乳首責め イキっぱなし ラブラブ 働く女性 ベッド以外 彼氏 胸きゅん 潮吹き いじわる フェラ 言葉責め 中出し 好きな人 年下クン 年上の男性 OL スリル ちょっと過激に 告白

すべてのタグを見る