初めての子作り
最近同棲を始めたユキと光一。この日は以前から決めていた、子どもを作るためにコンドームをつけずにセックスをする日。最初はユキにリードされていたが、興奮が高まるにつれユキを組み敷く光一。初めて直接味わうユキの膣内の感触にひどく気分が高まるのを感じながらも、それでも光一はユキをいたわりながら愛し合う。
仕事が終わって、家に帰ると人がいるのがこんなに嬉しいことだとは思わなかった。
「おかえりなさい、光一さん」
にこりと微笑んで、僕を玄関で出迎えてくれたのは先日から同棲を始めたユキさんだ。
ユキさんは僕より三つ年上でしっかりしているけれど、それに似合わず童顔で身長も頭一つ分くらい低い。
「ただいま」
そう返すと、ユキさんは僕をぎゅうと抱き締めてから満足そうにとたとたと部屋の方に戻っていった。
僕は自分の部屋で着替えてから、リビングに向かう。
リビングと繋がっているキッチンではユキさんが夕飯の支度をしていて、ダイニングに皿が並べられていく。
「食べましょうか」
一緒に席に着いて、手を合わせる。
何度食べても、彼女の作ってくれたご飯はとても美味しい。
「光一さん」
食べていると、彼女がそう言って上目遣いで見つめてくる。
「今夜、楽しみにしていますね」
普段より艶を帯びたように笑うユキさんに、僕は思わず顔を赤くした。
夜。
僕はシャワーを浴びて、一人ベッドに座っていた。
彼女が来るのを待つ時間は、未だに慣れない。
「お待たせしました」
かちゃ、と扉が開いて、ユキさんが部屋に入ってくる。
ゆったりとした部屋着を着た彼女は、すとんと僕の隣に座った。
風呂上がりの上気して赤く染まった頬が、やけに色っぽく見えてドキドキする。
す、と伸ばされた手が僕の顔に触れて、ゆっくりと顔と顔が近づく。
静かに唇同士が触れあって、離れて、また触れて。
次第にキスは深まって、舌が絡みあう。
くちゅ、くちゅと水音が耳を刺激して、静かに気分が高揚する。
う~ん。
設定も理解しやすく登場人物の感情もよく伝わって来て、こちらもハッピーな気持ちになれて…
ても何か足りない気がする。
もう少しエッチでもいいかも。
個人的な感想ですので
匿名 さん 2020年4月18日