ウブな風俗嬢はイケメン客と羞恥プレイの末イかされまくる (Page 2)
部屋の中は女性ものの香水がたくさん置いてあって、どうやら彼女の家のようだった。
――彼女の家で風俗嬢呼ぶとか最低だな。
「でさ、オナクラってナニ??」
――ほら、そうだよね。こいつ絶対違うじゃん。
軽く引きつつ、でも接客だから笑顔で対応。さすがプロなわたし。
「オナクラ初めてなんだね! お兄さんがオナニーするのをお手伝いして、気持ちよくなってもらうのがオナクラだよー」
「えっ、じゃあ、えっちもできるってこと??」
「オナニー専門だからえっちはできないよ、ごめんね!」
まじかーとしょげるイケメン、いやチャラ男か。
色白だけどしっかりした体格。超きれいな二重。耳にピアス。シルバーに染めた美しい髪。
風俗嬢なんて呼ばなくても女性がちらついているのが見て取れる。
「オッケー、じゃあ早速始めよう、ワタシちゃん!」
なぜか「ワタシちゃん」と呼ばれつつ、チャラ男改めマサキにすっと寄り添い、少しずつ服を脱がせて、手でマサキのペニスを撫でてみる。
普段の客は大体M男か奥手のオッサン。
女性慣れしてない人が多いから、無理やりキスとか押し倒してきたりとかはしない。
しかも少し触っただけで勃つし、何なら触らなくてもわたしを見るだけでイってくれる人もいる。
風俗嬢ってつらいイメージだけど、オナクラはソフトだからやりやすい。
しばらくさすったがマサキのは依然ふにゃふにゃだ。
まぁ、女慣れしてそうだし、仕方ないか。
普段はあんまりしないけど、イケメンだし清潔そうなので軽くキス。
しばらく体のいろんなところにキスしてみたり、ペニスをさすってみるが微動だにしない…
「俺、オナクラ向いてないかも!」
彼女のベッドらしき場所から起き上がり、マサキは開き直ったように言った。
初対面で、服を着たままのわたしと裸のままのマサキ。
絶妙に居心地が悪い。帰りたい。
「ここって彼女さんの家?」
苦肉の策でこれまた聞かれたくなさそうな話題を振ってしまう。
しかし、あっけらかんとした表情でマサキは答える。
「女の子の家だよー。俺、キャバクラの経営者なわけ」
――????? わけわからんのだが…自分の店の子の家で風俗嬢呼んでるのかこいつ。というか自分の店の子に手を出してるのか?
「で、他の店ってどんなレベルなのかなーって適当に呼んでみた。けど、オナクラってえっちできないんだね! と、いうわけでえっちしよう!」
――うん、こいつやっぱりヤバそう。もう帰ろ。
「あのー…めちゃくちゃ過ぎてよくわからないんだけど、とりあえずえっちはしないかも!今日はもう時間なので帰るね!」
帰り支度をしようとしたその時、後ろからぎゅっと抱きしめられる。
――ヤバいかもしれない…早く逃げないと…
「オナクラって正直どんな子いるか気になってたんだけど、ワタシちゃん結構可愛いから気に入ったかも…」
ちゅっ…と首筋に優しくキス。
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