ベッドの中ではいじわるな騎士長様 (Page 2)

レイルの指が、器用にマリーローズの体を探る。

胸を服の上から触られただけで、ビクンと反応してしまうのが恥ずかしい。

「相変わらず敏感ですね」

レイルの言葉に耳まで熱くなるのがわかる。

「そんなこと…」

触られるのは気持ち良い。

でも、それは相手がレイルだからだ。

「久しぶりで嬉しいのは僕も一緒です」

そう言いながらレイルは、指を下に這わせクリトリスを優しく撫ではじめた。

「んっ」

思わず高い声が出る。

ゆっくりと、けれども的確にレイルの指はクリトリスを撫で続ける。

「ふっ…あっ…」

指を嚙んでも、熱い吐息と漏れ出す声はおさえられない。

「やっぱりここが好きなんですね」

「…」

無言で頭を振る。

ベッドの中のレイルはいつもいじわるだ。

手紙の中の優しさは欠片もない。

「嫌いですか?それなら激しくしてみましょうか」

レイルの指の動きが激しさを増し、マリーローズの体がビクンと跳ねる。

「やっ…だめぇ…」

必死で抵抗しようと体をのけぞらせるものの、レイルの指は容赦なくマリーローズを責め続ける。

やがてマリーローズは意識を手放した。

「あぁ、やっぱり好きなんですね…」

レイルの声が大きな部屋に低く響いた。

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