お仕事お疲れ様、今夜は俺に任せて…大好きな夫がくれる癒やしのクリトリス責め (Page 3)
「腰を上げて」
低い声で亮が言う。
その声色にまたゾクゾクするが、きっともっと気持ちいいことをしてもらえると確信して私は待ちきれないというように腰を浮かせた。
その私の下半身から下着が取り払われていく。
「うわ、すごい。ぐちょぐちょ…。糸引いちゃってるよ?」
亮の声がする。
私はハアハアと荒く息をするのに精一杯だ。
「はい、もう一回ちゃんと脚開いて?菜月はいい子だからできるよね?」
アイマスクによって視界がなくなった私にとっては、今は亮の声と刺激がすべてだ。
言われた通りに、今度はベッドに寝そべって膝を立てた状態で脚を開く。
「早く、早くして…」
口から出るのもおねだりの台詞だけだ。
「菜月の可愛いアソコがよく見えるよ。でも今はびしょ濡れでヒクヒクしてて、いやらしいな」
クリトリスの横の膨らみを綿棒が擦った。
「ううう…ううっ!」
気持ちいいけど、今欲しいのはこんなんじゃない。
でも耐える。
そうすればきっと、もっと気持ちいいことが待っている。
「よく我慢してるね、偉い偉い」
亮の言葉と共に、綿棒が左右、上部と私の膨らみを弄って悪戯する。
早く、早く…。
もう限界が近かった。
これ以上はどうにかなってしまいそう。
今や衣擦れの音一つさえもが私の官能を高ぶらせる要素となっていた。
私の心を見透かしたようなタイミングで亮が言う。
「次は何してほしい?」
私の答えは一つだった。
「クリトリスっ!クリトリス触ってえ!ああっ、早くう!」
「わかった、クリトリスね」
するとちょん、ちょんとクリトリスの先端に柔らかいものが当たる。
私は身もだえした。
「ああん、亮の意地悪!もっと、もっとちゃんと触ってよお!」
「イキたい?」
亮の声はあくまで余裕だ。
「ああっ、イキたい…。イかせてっ!もっといっぱい触ってイかせてえ!」
欲望のままに大声で懇願する。
「さすが俺の菜月だ」
私はすっかり亮のなすがままだ。
たっぷり焦らされた後に、クリトリス全体をグイグイと刺激されるというご褒美を甘受して、私は達した。
イッた後、息を弾ませて余韻に浸っている私の視界が明るくなった。
亮がアイマスクを外して、私の顔を覗き込んでいる。
「満足した?癒やされたか?」
その言葉に私は頷く。
「うん…。もう最高」
心も身体もとろけるような充実感に包まれていた。
日頃のご褒美に彼がくれる、癒やしのクリトリス責め。
癒やされきった私は、今度亮が疲れている時は私がたっぷりご奉仕してあげようと誓うのだった。
Fin.
旦那さんの焦らしプレイがすごくて、とても面白かったです!
夫婦仲も良く、ラブラブな感じが伝わってきました。
もも さん 2020年4月10日