普段は優しい彼氏から拘束されて甘いお仕置き。イッてもイッてもやめてくれない!
酔っ払って夜道を一人で歩いて帰ってきた私は、同棲している彼氏に「襲われたら危ないだろ」と真面目にお説教をくらってしまう。なんとなく素直になれなくて「いざとなったら振り切って逃げるくらい出来る」なんて言い返してしまった私は、そのまま彼氏にエッチなお仕置きをされてしまい…。
「ただいまぁ!春樹ー!会いたかっただいすきー!」
ベロベロに酔っ払っていい気持ちの私は、自宅の玄関の扉を開けてもらうなり、目の前の同棲中の彼氏である春樹に抱きついた。
「雪乃っ、大丈夫!?…さすがに飲み過ぎだろ!」
支えて貰って安心しきった私は、目を閉じて、春樹に支えられるままに身を委ねてしまう。
今日は久しぶりに大学時代の友達と集まって飲み会。
予想以上に楽し過ぎて、明日が休みなこともあり調子に乗った私は、普段飲まないお酒を飲みまくりはしゃぎまくり、こんな状態になってしまった。
「だから迎えに行くって言ったのに…」
「えへ、お散歩したい気分だったのー」
呆れ気味な春樹に肩を担がれながら歩かされて、ソファへ下ろされた。
「…え?お散歩?歩いて帰ってきたってこと?一人で?」
真面目なトーンでそう聞かれて、私はしまった…と思って口をつぐんだ。
仲間達と解散してからもハイテンションが抜けなくて、突然カロリー消費しなきゃ!と思い立ち、一駅分千鳥足で歩いて帰ってきたなんて…とても言えない。
「…えっとー」
「こんな時間に一人って、襲われたりしたら危ないだろ?」
結構本気のトーンでそう言いながら見つめられて、返す言葉が思いつかない。
「飲むのはいいけど、帰りはタクシー使うか、俺のこと呼んでっていつも言ってるだろ?一人で帰るのはマジでやめろって」
立て続けにそう言われて、なんだか意地になってしまう。
そりゃ…。テンションがおかしかったのもあるけど、春樹、最近忙しくて疲れてるだろうと思って、迷惑かけたくないと思ったんだもん。
「…大丈夫だよーそんなの。変質者なんか会ったことないし、いざとなったら振り切って逃げるくらい出来るし、心配しすぎー」
苦し紛れにそう言って、ソファーに横になって顔を伏せて、眠くなったフリをする。
と、暫くの沈黙の後に、大きめの溜息が聞こえてビクッとなった。
どうしよう。春樹本当に怒ってる。
春樹が立ち上がるのが分かって、愛想尽かされたのかなと不安になってしまう。
「怒んないで…」
そう言いながら顔を上げようとした瞬間、上に覆い被さられてドキッとしてしまった。
頬に張り付いた髪を退けられて、そっと唇を重ねられる。
「…んっ…」
口付けながら胸に触れられて、受け入れながらも戸惑ってしまう。
「っ…え…?今、するの?…んっ」
首筋に顔をうずめられて、チクッと吸われる刺激に身体が反応してしまう。
「あっ…跡つけちゃ…やだぁ…いっ…!」
耳を噛まれた感覚に、ビクッと身体が強張った。
もうめちゃくちゃ面白かったです!!
挿入ありのお話も是非読みたいです。
haru さん 2022年12月17日