秘密のマネジメント (Page 2)
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慎太郎と美沙のこの関係が始まったのは、美沙がマネージャーとして勤め始めて半年ほど経過した頃からだった。
正直慎太郎は、美沙のことが苦手だった。
8つほど歳が離れているということもあるが、落ち着きがなくどたばたしている様子が気に食わなかった。
だがそんな慎太郎が心を許した時がある。
それは身に覚えのない熱愛報道を出され、しかも相手が既婚者だったこともあり、バッシングを受けていた頃。
その時に支えになってくれていたのが、美沙だった。
意味のない励ましも、どんな時でも変わらない態度も、自分だけは信じていると言ってくれたことも、当時の慎太郎には必要な物だった。
その衝動から、慎太郎は一度美沙を半ば無理やり抱いた。
これもマネージャーの勤めだと言いくるめ、恋人がいるかどうかすらわからない美沙の身体を抱いた。
美沙は何も言わず、ただ慎太郎を受け入れてくれた。
そこに恋だとか愛だとかがあるかは、わからない。
ただ慎太郎は心の安らぎを美沙の身体に求め、美沙もそれに応じてくれているという関係が続いている。
「ん…はっ…」
陽の光が届かない駐車場の奥の、さらに奥。
すでに止めてある車に隠れるようにして、美沙と慎太郎の乗った車があった。
スモークガラスのため、外側からでは中で何をしているか伺うことは難しいだろう。
後部座席に座った慎太郎に跨って膝立ちしている美沙が胸をさらけ出しており、その先端に慎太郎が吸い付いていた。
慎太郎は胸元で深く息を吸い込むと、美沙は乳房の先端を吸われていることより嫌がり、身を捩る
「あっ…う、上村っ、さっ…ひぅっ…」
「ちょっと汗ばんだ匂いするの気になる?どうせ走ってたんでしょ、さっき」
「そ、うですけど…あ、んあっ、あ、あっ…」
慎太郎が気にせずコロコロと舌の上で乳房の先を転がせば、ヒクヒクと美沙の腰は揺れ動く。
そんな腰を撫でながら、慎太郎は優しく先端を吸い続けた。
唾液をたっぷり纏った舌で乳房の先を弄り倒し、美沙の興奮を煽っているのだ。
小ぶりな乳房ではあるが、美沙の胸は感度が抜群で慎太郎のお気に入りでもある。
いつも挿入前には丹念に弄り尽くし、美沙の思考を溶かしていた。
「ん…ふっ…」
美沙は慎太郎の頭を抱え込むように抱き着き、必死に声を我慢しているようだったが、スカートの中に手が入ってきて内ももを撫でられると、いよいよ我慢が効かなくなってくる。
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