執事のつとめ (Page 4)
スカートの中に手を潜り込ませて秘部をなぞれば、上質なレースの下着はしっとりと水気を帯びて貼りついていた。
「お嬢様、お下着を」
当然のように彼女は腰を浮かして膝立ちになり、スカートを持ち上げてみせた。
両サイドで結ばれたリボンをほどいて一枚の布にしてしまえば、するりと脱がせることができる。
奉仕のテクニックも上達したし、感度は最初から申し分ない。あとは適切な恥じらいをどう教えるかが今後の課題かもしれない。
「そのまま、スカートを持っていてくださいね」
「う、ん」
左手でぴたりと閉じた秘裂をゆるゆると撫でながら、右手で彼女のブラウスのボタンをはずす。
ぱちん、とフロントホックを開けると、質量のある乳房がふるんと震えながらまろび出た。
「んっ、…胸も、するの?」
「ええお嬢様」
「だって、ん、…はさむだけでしょ、脚でっ」
左の中指でクリトリスをかりかりとひっかくように転がしながら、目の前でふるふると揺れる胸のつぼみを口に含んだ。
なんだ、やはり知ってるではないか。
「何度も申し上げますがセックスとはお互いの信頼と愛情の上に成り立つものですから」
「んぁ、…っみ、くも…!」
「奉仕の心を持つことが大切です。くれぐれも自分の快楽を優先して相手に行為を強制するようなことは――」
「わかったからっ、そこで喋らな、っぁ、あ!」
びくりと大きくお嬢様の肩が跳ねたのを見計らい、ぬかるんだ秘部に指を挿しいれる。
奥を傷つけないよう注意を払いながら浅いところを掻き回して、どんどんと溢れる蜜を万遍なく大陰唇や恥丘に塗り込めた。
「さぁ梢さま、ここからですよ」
「まって、まだむり、みくもぉ…っ」
達したばかりでがくがくと砕けた腰を支えてやりながら、彼女を四つん這いにさせる。
腕に力が入らないのか、腰だけを高く上げて上半身はベッドに沈む姿は実に官能的だ。
思わず、ごくりと喉が鳴った。
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