鉄仮面上司との主従関係 (Page 4)

彼はそれを見ても動きを止めることはなく、そのまま私の腰を掴み、持ち上げるとバックの体制にさせた。

パンパン、と肌と肌がぶつかる音と、少し遅れてベッドの軋む音が部屋の中に響く。

「ふふ…またイキそうでしょ。ほら、イキな」

彼は私のお尻を軽く叩くと、さらに激しく奥に自身を打ちつけた。

頭の中がチカチカと弾けたような感覚になり、私はまた体を震わせて力なくへたりこむ。

その反動で、ずるりと私の中から彼が抜け、ブルンと反り上がった。

「ダメだよ。誰が休んでいいって言ったの?」

力なく倒れた腰をまた無理やり持ち上げられ、再度奥にめり込む。

この入ってくる瞬間の押し広げられている感覚が、まるで捕食されているかのようで、私はまたその快感にビクリと体を震わせた。

「ごめんなさいッ…!」

許可なく倒れ込んでしまったことに対する謝罪の言葉が自然と口から溢れる。

その言葉がより彼を昂らせたのか、ふふ、と彼は笑みを溢すと手を振り上げ、私のお尻を叩いた。

「悪い子はもっとイカせないとね、ほら」

パシン、と叩く音と彼の激しい腰の動きで軋む音が頭の中で木霊する。

もう私は喘ぎを通り越して、悲鳴にも近い声で彼の快感を受け止めていた。

「イキます!イキますッあああぁあう!」

「いいよ。もう、そのまま溺れてな」

私が再度果てる瞬間に彼も荒く息を吐き、スピードを加速させる。

そしてゴム越しに熱いものが吐き出されるのを認識し、私は意識を手放した。

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