夢遊病の彼に犯されて

・作

夢遊病の彼氏を持つ主人公・紗穂。夢遊状態の彼に今夜も無理やり抱かれている。激しく責め立てるセックスは、普段の優しい彼からは想像もできない。繰り返される絶頂に紗穂の体は翻弄されていく。やがて本当の彼では満足できなくなってしまい…。

下腹部の圧迫感で私は目覚めた。

まだ暗闇に目が慣れない。

それでも自分の体に覆い被さっているのが、恋人の透だとすぐにわかった。

「透…何して…ああっっ」

ズシンっと体の中心を熱が貫いた。

「いやぁ…ああッ!やめてっ」

私の腰を掴んだ透が、ぐりぐりと自身をねじ込んでいる。

根元まで男根が押し込まれると、入り口の圧迫感が鈍痛に変わった。

「やだ…っ…痛いっ…ぁああっ」

透が一心不乱に腰を揺らし始めた。

私の声は彼の耳に届いていない。

「いやぁ…ああっ…こんなの…っ」

私の頬に絶望の涙が伝う。

いつの間にか下ろされたショーツが、足首でゆらゆらとぶら下がっていた。

*****

透が夢遊病だと知ったのは半年前だ。

真夜中にふらふらと起き上がっては、部屋を徘徊する。

目は開いているが話しかけても反応はない。

無意識のうちにシャワーを浴びたり、食事を摂ることもあった。

その間の行動を、透は全く覚えていないらしい。

原因はきっと仕事のストレスだろうと彼は言った。

それで、私たちは同棲を始めた。

透を近くで支えたいと、私が強く願ったのだ。

彼は申し訳なさそうにしていたが、愛する人との新生活に私は浮き足立っていた。

その時の決断を、今では少し後悔している。

1ヶ月ほど前から、透は夢遊状態で私を抱くようになった…。

*****

「いやぁっ…透っ起きて!ぁあンッ」

透はいっそう腰の動きを深くした。

えぐるようなピストンが次第に速くなっていく。

蜜壺はまだ十分に濡れていなかったが、すでに鈍痛はおさまっていた。

「あああッああっやめてっ…はぁんんッ」

透が角度を変えて、上壁にペニスを押し込んだ。

「あああッッ!!!」

強烈な快感が全身に走る。

亀頭が押し上げたのは、私のGスポットだった。

「あ…あああッ…そこぉ…だめ…」

透は震える私の両脚を抱えると、ねっとりと腰を引いた。

そしてGスポットに狙いを定めると、連続して肉棒を打ち付けた。

「んあああッ!はぁっあああっあああっ!!」

私は背中を弓なりにすると、大きく体を跳ね上げた。

愛液が飛び散り、派手にシーツを濡らす。

ジュプジュプと淫らな音を立てながら、私は絶頂に達した。

「はぁっ…あ…ああぁ…私…イっちゃった…」

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