極上旦那様のセックスはしつこいほどに甘い (Page 2)
詩織が休みの前の日は、暗黙の了解のようなものがあった。それは秋も休みを取って、彼女を頭のてっぺんから足の爪先までドロドロに甘やかすこと。
予定がない限り、秋はそうやって詩織を堪能していた。
「詩織…愛してる」
深いキスを繰り返しながら、息継ぎの合間に何度も愛を囁いた。
ほどよくアルコールの入った詩織の体は熱く、触る度に秋の体にも熱が移っていくようだった。
「ぁ…秋…」
首筋をなぞっただけで、詩織は甘い声を出す。いつもされている秋のスローセックスを思い浮かべた彼女の秘部は、既に十分過ぎるほどに潤っていた。
「可愛いなぁ、詩織は。そんなに俺とのセックスが好きなの?」
「うん、好きぃ」
「今日もじっくり愛してあげる」
詩織のシャツを脱がせると、秋は後ろから優しく両胸を揉みしだいた。
「あ…っ」
「柔らかい…何回揉んでも、堪らないなぁこの感触。俺の手に合わせて素直に形を変えて、触ってもないのに乳首がぷくっと主張してる」
まぁるく揉みながらも、決して頂点には触れない。時折掠める指先がもどかしくて、詩織は足をモジモジと動かした。
「ん…っ、秋…」
「どうしたの?詩織。気持ちよくない?」
「気持ちいいけど…もっと触ってほしいの」
「どこを触ってほしいの?」
「イジワル…言わなくてもわかってるくせに」
「わかってるけど、詩織のその可愛い口から聞きたいな」
耳元で聞こえる秋の甘い声に、詩織は逆らえない。
「秋の指で、乳首コリコリ弄ってほしいの…っ」
「指だけでいいの?」
「舌でも、いっぱいいじめてほしい」
「どんな風にいじめてほしい?」
「秋の好きにしてぇ…」
「俺の好きに?わかった」
妖艶に微笑んだ秋は、指でキュッと乳首を摘んだ。その瞬間、詩織の口からは一層甘い声が漏れる。
「可愛い…詩織…っ」
後ろから両方の乳首を指で挟み、クリクリと転がす。緩急をつけながら与えられる刺激に、詩織は我慢することなく声を上げた。
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