妹の婚約者は私の元彼 (Page 4)
もう、布団がビシャビシャになるほど濡れているのがわかる。
入れてほしくてヒクヒクしているのも、わかる。
気持ちよすぎて、
『早く入れて』
と言いそうになるのを、ペニスを咥えて我慢する。
すると、左手で赤く腫れ上がった蕾の皮を剥かれ、右手がナカに挿入された。
全貌を現した突起は舌で舐め上げ、吸い取られる。
強すぎる刺激に、再び彼のモノを口に含んで声を殺す。
挿入された指は、私の奥のイイトコロをすぐに探り当て、ゆっくりと関節を曲げて内壁を強く押してくる。
私のイイトコロ、覚えててくれたの…?
そんな都合のいい話、あるわけないか。
たまたま。それか、私がまた反応したんだろう。
ギューッとくる圧迫感は、なんとも言い難い心地良さと快感で、もっともっと欲しくなる。
だらしなくガバガバに開いている下の口には、指が1本、また1本と追加されていく。
イイトコロを数本の指で同時に強く押しては離し、押しては離しを繰り返す。
その動きは次第に速くなり、グチャグチャグチャグチャと大きな水音を鳴らし始めた。
それはしばらく続き、どんどんと快楽の渦に飲まれていく。
それと同時に彼のペニスに強く吸い付く。
声を漏らさないために。
もう、彼に愛撫をする余裕など、とうになくなっていた。
あぁ…も、イクゥ…。
ナカがキュンと締まり始めると、
「口離して!声、聞かせてよ…!」
その一言で我慢してきたすべてのタガが外れた。
「んああぁっ…!いぃああああぁー…!!」
私はじゅぽっと彼の怒張を口から抜いて、叫び声にも近い喘ぎ声を上げて快楽の絶頂へと登りつめていった…。
*****
私たちは10年前、恋人から他人になった。
妹の結婚式も無事に終え、今年から家族になった。
そして…。
今では誰にも言えないセフレになった。
2人で会ったのはあの日だけではない。
何度も会っては互いの体を求め合った。
そのうち、あんなにためらっていた挿入も、なんの抵抗もなくなっていった。
彼を見上げながら、奥のイイトコロを硬く反り立つ肉棒で突き上げられ、欲情をぶちまけられる。
ものすごい、快感。
初恋に取り憑かれた私は、なんて無様で意地汚いのだろう。
かわいい妹よ…どうか気付かないで。
何も知らず、幸せに暮らしてほしい。
こんな自分勝手な私は、当然地獄行きだろう。
そして今度は、地獄で彼と一緒になりたいと思う。
本当に、最低な姉。
Fin.
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