年下彼の嫉妬が激しすぎる (Page 2)

「えっ…?ど…どうしたの?私もうだいぶ酔いもさめてきたし、全然大丈夫だよ?」

なんだか様子のおかしい彼を不思議に思いながら、チェックインを済ませた彼とエレベーターに乗り込むと、いきなり腰を抱き寄せられた。

「えっ…ふぅ…っあ」

噛み付くようなキスをされ、舌が口内に入りこむ。

じゅる…ちゅぱ…。

狭いエレベーターの中にいやらしい音が響く。

「あ…っ。ちょっと…んっ」

彼の胸を押し返すが、酔いもあり手にも足にもあまり力が入っていない私の攻撃ではびくともしない。

彼の舌が私の舌に絡み付く。

ちゅる…ぴちゃ…。

エレベーターの扉が開き、やっとキスが止まった。
息が乱れた私の口から垂れるよだれを彼がなめとる。

エレベーターを降り、部屋に入った瞬間、部屋のドアに背中を押しつけられ、両腕を頭の上で押さえつけられると、さっきよりもさらに激しいキスが襲ってきた。

舌で唇をこじ開けられ、絡めとられ、動かないようにあごを掴まれて、貪るように私の口内を食べ尽くす。

くちゅ…くちゅ…ぴちゃあ。

立っているのも限界だった…。

「あっ…ふ…う。ごめんなさい…。もう、とまってぇ…」

強引に快感を引きずりだしてくる彼に、涙が溢れ出し、息も耐え耐えでもう限界だと謝る。

「ごめんなさい?何に謝っているの?」

彼はそう吐き捨てると、私の身体を反転し後ろ向きにさせた。私はドアに手を付く。

「俺が何に怒ってるかわかってる?わかってないんだろうーなー。ガキだと思われたくなくて今まで余裕ぶってたけど…もう限界」

今度は彼の長い指が私の口内に侵入し、舌を摘ままれ擦られる。

「むう…はあ…あ…やめ…て。はずかしい…」

彼の指に、手に、私の唾液が垂れていくのが見え、羞恥心におそわれる。

「なにが恥ずかしいの?さっきもこんな風に顔赤らめながら目も潤ませて、男と一緒だったじゃん。しかも肩も抱かれてたし。あいつの前では平気なのに俺の前ではできないの?」

「ちがっ…やあ…んっ…」

彼の手が服の下に入り、ブラの上から既に立ち上がっていた私の乳首を摘まむ。

「やっ…あっ…」

身体がビクビク震える。

「こーんな可愛い顔をあんな至近距離で他の男にさらすなんて…何考えてるの?俺みたいなガキよりもあーゆー仕事のできそうな大人の男の方が好きなの?俺には言えない話もあっちにはしてたみたいだし…ほら。こっち向いて」

彼と向き合うと、いままで見たことなかった不安そうな顔で私を見下ろしていた。

「みおとは5歳も離れてるし、みおからしたら俺なんてただの学生で…。子供みたいにわがまま言って困らせたくなかったから、なんにも言わなかったけどっ!本当は仕事でも男と2人っきりになってほしくないし、飲み会で男の隣にだって座ってほしくない」

彼がそんなことを思っていたなんて…初めて知った。

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