大好きな幼馴染みから「色気がない」と言われて…
きっかけは幼馴染みの部屋にあったエロ本。「色気がない」と言われたのが悔しくて、私はとんでもない行動に出る。いつも涼しい顔の彼が、私のフェラで余裕のない顔になっていく。それが堪らなく愛しくて、私はもっと淫らな行為へと及んでいくのだった…
休日の私の日課は、幼馴染みの部屋でゴロゴロ過ごすこと。
幼稚園から一緒だった彼とは、かれこれ十数年以上の付き合いになる。
といっても、これだけ仲良くしてるのに友達関係からは一向に抜け出せないままだ。
その彼の部屋で、私は衝撃的なものを見つけてしまった。
豊満な胸を丸出しにした綺麗な女性が、男性のペニスを口に含んでエロい顔をしている写真が表紙の、薄っぺらい本。
「机の上にエロ本を置くなよ。…それにしても、あいつがこんなのに興味あるなんて…」
女性になんて興味ない、みたいな淡白な顔をしたあいつが、これを見てオナニーをしているかもしれないと思うと、考えただけでアソコの奥がじんじん疼いた。
だって、昔から絶食系男子って感じだから。
私が敢えて露出の多い服を着てゴロゴロしていても、手を出されることはおろか熱い視線を送られることすらなかった。
「もしかしたら友達が置いていったのかも。いや、でも本当に…」
おそるおそる捲ってみた。
「うわ…」
淫らな写真や煽り文句の数々に、自然と顔が熱くなる。
「春香?」
「ひゃっ!?涼介!」
リビングから涼介が戻ってきた。
私はとっさに本を閉じたけれど、隠すことはできなかった。
「…て、それ…」
「私知らないから!」
「知らないって…見ちゃってんじゃん」
涼介は何事もなかったみたいにそれを本棚に戻した。
私がこんなに動揺してるのに、涼介が全然動揺していないのは面白くなかった。
「涼介ってやらしい~。あんなの好きなんだ~」
「別に。友達が置いていっただけだし」
「え~本当に?涼介って実はむっつりなの?あんなボインなお姉さんが好きなんて知らなかったんだけど」
「まあ、エロくていいよな。お前と違って」
え、エロい…?
涼介の口からそんな単語が出てくるなんて。
やっぱりむっつりだ、こいつ。
いや、そんなことより、今私馬鹿にされた?
「ど、どういう意味よ!」
「春香はガキだからな。一生無理だろ。色気ないし」
「はあ?私だって別に…フェ、フェラでもなんでもできるし」
「いや、別に求めてないから、お前には」
カチン。
頭にカーっと血が上って、私は自分でも信じられないことを口走っていた。
「じゃあ試してみる?私だってこれくらいできるけど」
私は涼介の前にひざまずいてズボンのチャックに手をかけた。
「おい、ちょっと待て」
焦ってる焦ってる。
チャックを下ろしてから、涼介の顔を見上げる。
「本当に…やっちゃうよ?」
「ふん、やれるなら、やってみれば?」
言ったな。
私はチャックの隙間から彼のペニスを取り出した。
恥ずかしさがこみ上げてくる。
でも、それより期待と興奮で高鳴るこの気持ちを抑えられない。
ペニスの先っぽを恐る恐る舐めた。
じわっと汁が溢れる。
苦くて、不思議な味がする。
レビューを書く