慰めをご所望ですか?お客様。 (Page 4)
「ネネ……」
「ぅん………ん……」
危うく口を吸うところだった。代わりに、顎から首筋に行き場を失った唇を押しつけ、痕を付けた。
指は簡単に彼女のナカに入った。
ナカはヒクつき、指を動かすたびにウネウネと絡みついてくる。温かい。
「……ぁあ……っ、そこ……ぁ……だめ…ぇ」
「ここ?気持ちいいの?イッてもいいのよ」
耳元で囁くとネネの身体の痙攣が激しくなった。
わたしの声や言葉に感じているような反応に、少し興奮する。
「イッちゃった?」
涙目でネネが答える。
「イッちゃった………ぁ…は」
指を抜くと、ネネはピクッと身体を震わせた。
ティッシュを取ろうとサイドテーブルに手を伸ばすと、ネネの方に身体を戻された。大股を開いてだいしゅきホールドされる。
「ちょっと、足癖悪いわよ」
「まだ………。ねぇ、入れてほしい」
ネネがわたしの手首を掴んだ。掴まれたところが火にでも触られているかのように熱い。
「…なぁに?舐めて勃たせてくれるっての?」
冗談半分だった。
するとネネは、潤けて目尻の赤い瞳を細めてにこにこ笑いながら、わたしを押し倒した。
「え……?ちょっ、ッと、ネネちゃん……?」
戸惑うわたしをよそに、ネネは手際よくわたしの下着をずり下げる。
「今日は慰めてくれるって言った。お客様はまだ慰め足りませんよ」
起き上がろうとしたが、ネネが太ももに乗っているせいで上手く上体を起こせない。
「アンタねぇ……」
「うふふ」
ネネが、わたしの睾丸をふにふにと弄りながら、亀頭にキスをする。
柔らかいネネの唇が、敏感なところをじっとりと刺激していく。
舌のチロチロとした刺激が焦ったい。
ネネが唇や舌を動かすたびに、否応なしに局部は反応してしまう。
「くッ……ぅ……」
舐められたり吸われたりすると、抑えが効かなくなってしまいそうだった。
なんとか上体を起こし、ネネを遠退ける。
「ネネ……っもう、でるから…」
陰部から離れたネネの舌から唾液が糸を引く。
だらしなく口から垂れる唾液や、いやらしく艶めく性器など、視覚的に興奮する情報は充分だった。
「待って、ゴム着ける……」
サイドテーブルの引き出しの箱の中から、コンドームを1つ取る。
袋を開けて、装着しようとしたとき、ネネに横からゴムを取られた。
「ちょっと」
「あたしが着けるぅ」
そういうと、ネネはゴムの裏表を確認し、カポッと口にコンドームを咥えた。
「えっ?」
「ふふっ」
悪戯っぽく微笑むと、ネネはわたしのいきり立ったペニスの根元を抑えて、フェラをするように、口でゴムを着け出した。
ゆっくり、根元まで飲み込まれていく。
「アンタは………ぁ…ッ」
ゴム越しに舌でつつつ、と撫でられる。堪えていたカウパーが少しゴムの中に漏れた。息をするのが苦しい。
ネネが
「入れて、ミチヒロさん。何も考えられなくさせて」
腕を広げ、ベッドに倒れる。
わたしも彼女に覆いかぶさるよう、ベッドに倒れ込んだ。
レビューを書く