イケメン上司はその気にさせるのも、沼らせるのも超一流 (Page 3)
「南?お腹空いてるところ悪いが…それにこんな気持ちを伝えたすぐで悪いんだが…君を抱きたい」
「…私も触りたいです…」
彼に手を引かれながら路地を抜け、近くで停まっていたタクシーに乗り込んだ。
繋がれた手はそのまま。
時折重なる指に力が入ったり、指をなぞられたり…
これからの事を期待する私にとって、手だけで感じてしまう。
これ以上気持ちを高ぶらせると身体がもたない気がする。
繋がれた手の熱さが、もどかしさを感じた。
ホテルにつき、お金を支払いタクシーを降りてロビーへ。手は繋いだまま。
二部屋分の鍵を受け取り、エレベーターに向かった。
タクシーの時よりも近い距離。互いの腕が触れ合っててドキドキしてる。
彼の部屋の階に止まり、エレベーターの扉が開き、また彼に腕を引かれ部屋へ。
カードキーで鍵を開け中へと入った瞬間、ギュッと抱き締められた。
彼の興奮してくれてるのか少し速い鼓動。
彼に顎を持ち上げられ最初から激しいキス。
いつもはクールな彼がオスの色気を漂わせ襲ってくる。
「んっ…はぁ、クチュ…っん、ふっ」
彼のキスのスピードについていくのがやっとで、背広の襟をギュッと握った。
ゆっくり後ろへと押されていく身体。
気づけばトンっと背中が扉に当たり、彼に挟まれる形になった。
それでも止まることのないキス。
角度を変え、奥深くまで差し込まれる舌。
歯型を舌でなぞり、私の舌に吸い付いたり…
いろんな角度から、いろんな刺激を受け、すでに息が上がってしまっていた。
「っふ…クチュ…っん、やっ、んっ…」
「南、可愛い…もっと声聞かせて」
やっと解放されたとおもえば、今度は彼の顔が耳へ。
耳朶を甘噛みし、耳の形に沿ってキスをされ、フーッと息を吹きかける。
「みみ…やぁだぁ…」
耳が弱い私。彼に攻められないように顔を背けようとしても、彼の方が力が強く叶うわけない。
「耳が弱いのか…いいことを知った。このまま快感にしてやる」
執拗な耳への愛撫のまま、私のジャケットに手を掛け床へと落とす。
ブラウスのボタンも器用に片手ではずしていく。
あっという間に上はブラとキャミだけに。
スカートにも手を掛けられ、後ろのジッパーを下げられスカートがストンと落ちていった。
下着姿の私。恥ずかしくて腕で隠そうとしたら耳の愛撫の途中で…
「南、俺の服を脱がせて」って甘い声で囁かれた。
彼の要望に隠すことの出来なくなった手で彼のジャケットの襟を掴み脱がしていく。
耳の愛撫からふたたび口に。
キスをされ、舌を差し込まれ、激しく動き回るなか、彼のネクタイに指を掛け引き抜く。
シャツの第一ボタンと第二ボタンを外したら、彼は自分でそのシャツを下から上にまくり脱いだ。
露になった彼の身体は鍛えられてて、エロい。
これは?
作者様は
あまり経験が無い人と感じてしまいました大人のエッチは
もっと奥深く求める物なんですよ
たのしい作品でした
次回作を期待しております
由美 さん 2025年7月8日