密室と目隠し~憧れの彼にハメられたお話~ (Page 7)
「もう、やだぁ…」
「…どうしたの」
「触るならちゃんと…」
「うん?どうしたの?」
私の口から言わせたいのだろうか。
息づかいは胸の近くで感じるのに、瀬名さんは触れずに言葉を返してくる。
(こんなんじゃ乳首がおかしくなっちゃう…)
「…ってくださ、い」
「なあに?」
「先っぽ、ちゃんと触ってください…」
「…いいよ」
「ゃああっ!」
声がした瞬間に、両方の胸の先端に強い刺激が走った。
ぐりぐりと指で潰すように弄られ、反対は細かく舌で舐めまわされている。
「ぁん、ぁっぁっ…」
胸しか触られていないのに、私の身体は快感でびくんびくんと反応する。
「雪村さん、かわいい…」
「…っ、やあん!」
「ダメだ、顔見たくなってきた」
そう呟いた瀬名さんは、唇に吸い付く。
かわいい、かわいい…と何度もうわ言のようにぼやき、小鳥のようにくり返されるキス。
*****
「もう雷はどこかに行ったよ」
ネクタイは取られ、一気に視界が開けた。
「あぁ、とろんとした目してる」
反論したいのに、出来なかった。
ふと視界に入った窓に映る自分が、恍惚とした表情をしていたからだ。
(恥ずかしい)
開けられたシャツの隙間から、胸だけ飛び出していた。
最高でした
彼と一緒に読みました
アイマスクをして立バックで頑張りました😅
次回作待ってまーす
真由美 さん 2025年6月29日