倉庫で部下に襲われる
いけないとわかっていても、部下と交わることに快楽を覚えていた。今回は事務倉庫。誰かが来るかもしれないというスリルが返って背徳感に変わっていた。理性は消え、いつか快楽を貪り合うだけの時間になっていき…。
きっとこの関係は間違いなのだろう。
ただの部下、ただの部下なはずだったんだ。
彼の手が純子のスカートに滑り込む。
「だ、だめだって…!」
静止の言葉に意味はない。
抵抗する手にも力が入らず、彼の手が秘部に近づくたび下腹部が疼いた。
「先輩って、いっつも口では止めるけど、結構期待してますよね?」
「そんな、わけ…っ!」
彼の手がショーツ越しに当たる。
それだけで体がビクリと動いた。
「ほら、もう濡れてますよ」
「濡れてなんか…ぁ!」
布ごしにクリトリスに触れられ、甘い刺激に酔いしれそうだった。
両腕を上で押さえられ、されるがままの体は刺激に反応している。
秘部を擦るように指を前後に動かされる。
それが焦らされているようで、もどかしさに無意識のうちに腰が動いた。
「腰動いちゃってますよ。これ好きなんですか?」
「好きじゃ、ぁっ…! な、い…!」
「そうですか? 全然そういうふうには見えないなぁ」
彼の指がショーツの合間をぬって中に侵入する。
するとクチャりと音がし、純子は恥ずかしさのあまり顔を逸らした。
彼はゆるゆると指を動かし確実にクリトリスを刺激した。
快楽に震えながら考える。
どうしてこうなってしまったのかと。
*****
遡るは一年前。
新入りの浅見が入社し、純子が教育係になった。
浅見との仲は良好で、彼自身の飲み込みも早く仕事はスムーズに進んでいた。
しかし、純子のミスで残業せざる終えなくなったとき、浅見も共に手伝ってくれたのだ。
二人以外誰もいないオフィスでなんとか作業を終え、達成感でつい浅見に抱きついてしまった。
それが、この関係のきっかけと言えよう。
肌と肌が触れ合い、気がついたときには唇を押し付けられていた。
そのまま浅見に流されるままオフィスで交わってしまったのだ。
それからというものの、二人っきりになるタイミングがあれば必ずと言っていいほど手を出された。
人目を盗んで行う行為は抵抗感が強かったが、それが返って背徳感へと変わっていった。
何度もこの関係をやめようと思っても、彼に触れられる瞬間を思い出すと下腹部が疼いた。
そうして何度も行為を重ね、現在は事務倉庫で交わろうとしている。
「こ、こんなところ、で…! だめっ!」
純子は彼の手から逃げるべく身を捩るも、抵抗虚しく、むしろ指の動きが早まりクリトリスへの刺激が増した。
指を汚すように愛液が溢れ出し内腿がガクガクと震える。
体が快楽に震え、純子はあっさりと果てたのだった。
視界がチカチカとする中、足の力が入らず崩れ落ちそうになるも両腕を掴まれているせいで倒れることは叶わない。
体を痙攣させ、快楽の余韻が脳を占める。
浅見は純子のタイトスカートを捲し上げ、ショーツをずらす。
そのまま自身の下着もろともズボンを脱いだ。
血管の浮き上がった太い竿が姿を表す。
レビューを書く