罰は厳しくご褒美は甘く (Page 5)

「じたばたしない。無体なことはしたくないけど自信ないし、良く解しておかないと」

自信ないなんて言葉、要さんから初めて聞いた。いつも自信があって堂々とした執事の要さんしか知らない身としては新鮮だ。

慎重に内側を探られ、こぷこぷ零れだす蜜を存分に纏った指がゆっくりと抜き差しされ、少しづつ柔らかくなる入り口に2本目の指が潜り込む。体は快感を享受していたのに、指が3本に増えるときわずかに力が入った。

「ゆっくり深呼吸。力抜いて」

力を抜くってどうするえばいいんだっけ、深呼吸して、どうすれば…。わずかに入った力をどう抜けばいいか分からず、混乱し始めた。そもそも、快感でぽんこつな思考回路で答えが出るわけがない。

なかなかうまく力が抜けない私に痺れを切らしたのか、要さんがぱくりと唇でクリを食んだ。先端をちろちろと舐められ、唇でしごくように擦られ、びくっと腰が跳ね脱力したのを狙いすましたかのように3本目の指がナカにくぷりと音を立てて飲み込まれた。

ナカでうごめく指は柔らかくなったそこで好き勝手いいところを擦り始める。ばらばらに擦られると、思考すら真っ白に塗りつぶすかのような快感が駆け抜けていく。

「あっ、あっ、だめ、要さんっ!なんか、出ちゃう、ああ、来るのっ!あ、もうだめっ!」

「ん?イキそう?いいよ、イッて桜子」

いいところをぐっと強く擦られ、快感が炸裂する。きゅっとナカが締まり、ぷしゃぁっと潮を吹きながらびくびくっと体がけいれんする。

潮なんて初めて吹いた。今まで感じたことのない強烈な絶頂に力が入らない。ナカから指が引き抜かれ、指と指の間に糸を引く蜜を要さんが舐めとる。そんな仕草にも色気が迸っていてつい魅入ってしまった。

「大丈夫?」

「え、はい、多分…」

こっちははしたないかっこのまま力が入らなくって、あまり大丈夫とはいいがたいけど、その声に条件反射で答える。はいとか言ってしまうのは完全に反射だ。

「あんまりそんな風に見えないけど。そろそろ俺のお相手も願おうかな」

「それは、はい、喜んで…」

「俺のことその全身で受け止めて」

手早く避妊具を纏ったそれは逞しく勃ち上がり、受け入れられるか心配になるサイズ。ごくりと息を飲み、意を決して口を開く。

「きて、要さん」

要さんを受け止めるように軽く両腕を開いた。
蜜を纏わせるように入り口を擦っていたモノがゆっくり体をこじ開けていく。指では届かなかった所まで擦られ、逞しいモノにナカはすっかり従順で媚びるようにきゅうきゅうと吸い付き締めていく。

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