バーの優しい常連客に誘拐されて、初めてを奪われちゃいました (Page 5)
「足に力入れたでしょー?まだそんな体力残ってたんだね」
彼は添い寝をするように私の隣に横になった。もう飽きたのかも、やっと解放されるんだ!安堵で口元が緩んだ。
しかし、それは私の思い違いだった。
彼の指が私の膝の辺りから内腿を、つーと上っていく。彼の指は体格に似合わず細くてしなやかだった。
「あぁっ!そんな所さわらないでぇ」
指がクリトリスまで登頂すると、軽く押すようにほぐしていく。
気持ちよさに体がふにゃふにゃする。それなのに足には無意識に力が入り熱を逃がそうとしてしまう。
「ああっ、やだ、、、怖い、、」
「亜子ちゃんは初めてだもんね。大丈夫、僕がいるからね」
片手をぎゅっと握られた。自分を拉致監禁した張本人の手であるのに、私への愛を感じ、ほのかに安心してしまう。
「はぁ、ああああっ」
「腰跳ねたね。クリだけでイッちゃったんだ」
今のがイク感覚なのか。一瞬頭が真っ白になって何がなんだから分からなかった。
それでもなお彼は犯す手を止めない。
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