バーの優しい常連客に誘拐されて、初めてを奪われちゃいました (Page 4)
正面には大きなベッドがある。まずい、本当に食われてしまう。
「こらこら。落ちちゃうでしょー。僕は紳士だからね、君に痛いことはしたくないの。言うこと聞かないと、鎖引っ張って引きずって連れてってもいいんだよ?それじゃあ、体擦りむいちゃうでしょ?」
いつの間にか着せられていたキャミソールをはだけさせ、顕になった首筋に吸い付く。
まるでつねられているような痛みに声を殺して顔を顰める。
「痛いことはしないって、、、」
「まだ痛かったね。でも、君の白い肌見てたら食べたくなっちゃったんだ。ほら、見てよキスマーク。よく映えるでしょ?」
鎖骨を撫でた手が胸元に下っていく。キャミソールをさらに下ろして胸元の膨らみを鷲掴みにするような手つきで揉んでいる。
円を描くように胸を撫でられじわじわとした快感に包まれたと思ったら、寄せるように内側に強く押されて体がきゅうと締まるような快感が押寄せる。
その度に押し殺していた声が漏れ出てしまう。
「っはぁ、あ、」
乳首が寂しいよね、と吸い付いてきた彼を押しのけたくても、ビクともしない。
それどころか拒否する私に興奮して指でもう片方の乳首を犯している。
だんだん体が火照り、頭がふわふわとしてくる。呼吸をしているのに酸素が足りないみたいな感覚に似ている気がする。
「頬が染ってきたね。暑くなっちゃったか。服ぬぎぬぎしよーね」
「や、、、だ、、、」
「恥ずかしがりやさんだね。蕩けた顔で乳首立たせちゃってるのはだーれ?」
ピンっと胸を弾いた。
「あんっ、」
上をぬがせて、下へ。下着に手をかけようとした時、足にぐっと力を込めた。パンツは簡単に脱がされてしまうけれど、少しばかり隠すことができる。これが精一杯の抵抗だった。
レビューを書く