仮眠室のベッドは使用中です (Page 4)

避妊具の持ち合わせがないというと、こういうのは男のマナーだからとポケットから一つ取り出した。
かちゃかちゃとベルトを外し、前を寛げると逞しく屹立するモノが現れた。元カレよりずっと大きく長いそれに、まだ挿れられてもいないのに期待にきゅうっとナカがしまう感覚すらした。避妊具を纏ったモノにごくりとのどが鳴る。急に手を取られて体を起こされた。

「キスをしてたら声が漏れないから」

いわゆる対面座位の状態になり、腰をぐっと掴まれ、奥まで突かれた。自重も加わり今まで誰も届いたことがないところまで刺激される。

「んーっ!」

声どころか呼吸すら飲み込むように口づけられる。ガンガンと奥を突かれ、子宮が下りてくる感覚に腰が重くなる。ごんごんと子宮の入り口あたりを突かれ、痺れるような感覚が体中を駆け巡る。

「はぁ、はぁっ」

「息大きく吸って、吐いて。ゆっくりでいいから」

あまりの快感に呼吸が早くなり、なだめるように主任の大きな手が背中を撫でる。快感に大きな声を上げそうなのを堪え、ゆっくり息をするのはなかなかに難儀だった。息を吸おうと口を開ければ嬌声漏れ出してしまいそうだった。
快感を逃せず、全身がはじけ飛びそうな絶頂感がせりあがる。

「も、イクっ」

主任の耳元で囁くように告げる。吐息交じりのそれは上手く言葉にはなりきれていなかった。

「帆乃花、かわいい」

更に律動が激しくなる。しびれる快感にナカがきゅんきゅんと締まり、本能のまま締め付ける。弾ける快感に無意識にぎゅっと閉じていた瞼の裏に閃光が走る。

「んーーーっ!」

絶叫すら飲み込んだその先、短く息を吐く声とかみ殺した声が聞こえた。

*****

「立てる?」

「はい…」

ベッドに手を突き立ち上がる。窓を開け、シーツは証拠隠滅ということで、突き当りにある地下にあるリネン回収の袋に隠すよう押し込む。コンビによってストッキングと下着買わないと…。さすがにこれで電車で帰るのはいくら空いてるとは言え、痴漢してくれと言っているようなものだ。

「ねぇ帆乃花、場所変えてもう一回とかだめ?それとも一回でお腹いっぱい?」

「足りないならお付き合いしますよ」

笑って差し出された手をとり朝早い街を歩き始めた。

Fin.

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