リモート会議の裏側 (Page 3)
指がもう一本追加され刺激が強くなる。
Gスポットを執拗に攻められ、身を捩って逃げようとするもお構いなしに刺激される。
迫り上がる尿意に首を振るも辰己はにっこりと笑うだけで止める様子はない。
美鈴の我慢虚しく、指がズリッと強く擦ったと思えば尿道から潮が思いっきり吹き出た。
潮はショーツを汚し、引き抜いた指に滴るそれを辰己は見せつけるように舐めた。
「…以上が僕の見解です」
同僚が顔を上げ画面越しにこちらを見ている。
会議は一切頭に入ってこず、なんの話をしているのかさっぱりだ。
意識がふわふわする中、どうにか資料に視線を戻すも、やはりなんのことを言っているのかわからない。
返答に困っていると同僚がパタリと資料を置くのが見えた。
「やっぱり今日の美鈴さんおかしいですよ。最近夏バテも流行ってるらしいですし、今日はここまでにしましょう」
「ぁえっ…ですが…」
「必要な共有は大体終わりましたから。細かいところはまた会社で」
同僚は美鈴が何かを言う前に、それじゃ、と言って通話を切った。
画面にはもう同僚の姿はなく、あるのはただ、とろんとした目をした自身を映す映像だけだった。
美鈴は椅子を引き、いたずらをした張本人に文句を言おうと口を開く。
「たつみぃ…」
しかし口から出たのは甘ったるい声だった。
辰己は満足そうに微笑むと机の下から這い出てくる。
肘掛けに手を置きながら慣れた手つきでショーツを脱がす。
美鈴はそれすらもどかしくて、自身の足を掴み大きく広げた。
露わになった秘部はすでに愛液で汚れており、美鈴の大胆な行動に始めは驚いた様子を見せたものの辰己はすぐさま自身の竿を取り出した。
肘置きに足を引っ掛け、辰己に向かって両手を広げた。
それに応えるよう美鈴を抱きしめ竿を秘部に押し当てた。
待ちに待った挿入に嬉しさのあまり体が震える。
辰己は一度強く抱きしめると大きくピストンを繰り返した。
「あっ!あっ!激しっ、ぁああああ!」
「んっ…焦らされてたのは、美鈴だけじゃないんだよ?」
「ひっ、あっ!」
叩き込まれる快楽が全身を駆け巡る。
椅子の軋む音をかき消すかのように美鈴の嬌声が響く。
先ほどまで我慢していたこともあり、弾けたように快楽を受け入れる。
奥を突かれるたび意識が飛びそうだ。
容赦なく打ち付けられ快楽の限界が近づく。
「辰己ッ!たつ、ぁぁあ!い、く!いくいくいくいく!」
美鈴は腰が浮きそうなほど大きく背を仰け反らせると深く果てたのだった。
チカチカする視界と纏まらない思考に酔いしれる。
胸を占める多幸感に美鈴はゆっくり呼吸を繰り返した。
*****
「満足してるところ悪いんだけど」
「んぁぇ?」
「俺まだイってないんだよね」
「えっ、ちょ、まだ休憩…っあぁあああ!」
Fin.
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