リモート会議の裏側 (Page 2)

「美鈴さんどうかしました?」

「え、えぇ。大丈夫です」

画面越しに心配そうな顔をする同僚になんとか笑みを向ける。

辰己の手を払いのけるも再度膝から内腿をなぞられた。

足を閉じて手を挟むも、反対の手でゆったりとショーツに触れられてしまう。

「そ、それで、つまり…王道ものも安定していますが、ときには路線を逸れたものでも、よいかと…」

会議を止めることもできず、辰己の攻撃を躱すこともできない。

資料を取るフリをして机の下に顔を向ける。

楽しそうに口角を上げる彼にやめろと口パクで伝えるがやめる気はないらしい。

画面に向き直ったときにはもうショーツの隙間から秘部へ指を滑り込ませた。

辰己の指先がクリトリスに触れる。

先っぽを撫でるように動かされ、甘く優しい刺激に下腹部が反応する。

指が屈折するたび根本に当たり快楽へと変わる。

会議の内容は一切入ってこず、脳を埋め尽くすのは快楽だけだ。

徐々に中から愛液が垂れる。

ぬるりとした感覚に快楽が煽られ、足が無意識のうちにピクピクと動いてしまう。

昂る体に堪らず呼吸が荒くなり、美鈴は一度深呼吸をした。

「大丈夫ですか?体調が優れないようなら一旦ここまででも…」

画面の向こうから同僚が心配そうに声をかける。

中断したいのは山々だが、それではなんだか辰己に負けた気がしてプライドが許さない。

美鈴は姿勢を正すと、辰己の挑発を受けて立つことにした。

「いえ、大丈夫です。このまま続けます」

「え、ですが…」

「心配してくださりありがとうございます。ですが問題ありませんのでどうか構わず」

仕事を続ける姿勢を見せると、同僚は相変わらず心配そうにしながらも話を続けた。

机の下から不満そうな気配がするが、不満があるのはこちらも同じなのだ。

辰己はクリトリスをいじっていた指の動きを早め美鈴の勝負に乗った。

急な刺激の変化に体がビクッと跳ねるも、咳払いで誤魔化す。

次第にに水音が大きくなり、その分脳を占める快楽が増える。

「グラフは、順調に右肩上がりです…そ、そろそろ賭けに出てもいいかと…ッァ!」

辰己の指が遂に中へと侵入し、浅い部分をゆっくりと擦った。

指の腹でぐりぐりと押される感覚に腰が浮きそうになる。

ありがたいことに、同僚は資料に夢中でこちらの変化に気がついていない。

バレるかもしれない羞恥心と背徳感で頭がおかしくなりそうだ。

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