別れたはずのヤンデレ元カレに溺愛される (Page 4)

まとまらぬ思考のまま、私はなんとか口を開く。

「も、う…やめて…別れるって、連絡した…でしょ…?」

付き合いたての頃はうまくいっていた。

言葉より行動派の私と適応能力の宏隆とでは相性はよく、よく彼を振り回していた。

私に尽くしてくれて、だらしないところも許容してくれて、本当に幸せだった。

しかしほどなくして、彼の独占欲に嫌気がさしてしまった。

同僚との連絡でも機嫌を悪くし返信が遅いと電話が鬼のようにかかってくる。

耐えられなくなった私は一方的に別れを告げると連絡先すべてをブロックし、連絡手段を断ったのだった。

宏隆は私の言葉を受けるとほんの少しさびそうな顔をし俯いた。

その顔を見て申し訳なさが胸を締める。

しかし、次の言葉でその必要はないと知った。

「ごめん…僕たち、すれ違ってたもんね…ずっと構えてなかったから寂しくさせちゃったよね。ずっとかわいがってあげられなかったの、申し訳ないと思ってる」

顔を上げた宏隆は反省の色など見せず、むしろ恍惚とした笑みを浮かべていた。

「だから、僕たちやり直せるよね?」

「ちがっ!そういう意味じゃ、ぁ!」

無理矢理後ろを向かされたと思うと慣れた手つきでショーツごとスカートを下ろされる。

愛液滴るショーツが床に投げ捨てられた。

「だからダメだっていってっ!」

宏隆は自らのズボンを下ろしそそり立った竿を掴む。

まずい、と思ったときにはもう遅い。

体を壁に押さえつけられると尻を開かれ愛液で汚れた秘部に勢いよく挿入した。

指とは比べものにならない圧迫感に息が詰まる。

宏隆は一度頸に口付けると激しく腰を打ちつけた。

「あっ!あっ!いっ!ああああ!」

激しい快楽に脳が埋め尽くされる。

打ちつける衝撃が奥を突き声が抑えられない。

果てたばかりなため体は何をしても敏感で、手が腰に置かれるだけで中がキュと締まった。

「仕事で忙しくて、こうやって愛し合うのもひさしぶりだね」

「いっ!っぅ、んあっ!」

「僕ね、君に出会ったとき運命だと思ったよ。僕はこの人とずっと一緒にいるんだって。大好きってこういうことなんだなって。僕には君しかいないって」

「あっ!ん、ま…!まっ、て!らめ、らめえええええ!」

壁のせいでプレスさえるかのように腰が打ち付けられる。

無遠慮に叩きつけられる快楽に悲鳴にも似た嬌声が絶え間なく口から漏れた。

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