ワンナイトだけじゃ物足りないの (Page 4)

「俺の鼓動聞こえる?やっばい超ドキドキしてる」

「私もドキドキしてる」

その言葉に小さく笑って、そっと脚を開かれる。太腿を撫でられて長い人差し指がクロッチ部分に触れる。布越しに軽く触れられただけなのに、濡れそぼったそこは小さく水音を立てた。蜜がしみ込み濡れた箇所は透けてしまい、役目をすっかり放棄してしまっていた最後の一枚があっさりと脚から抜かれる。

「気持ちいい?良かった」

布越しに触れた時より大胆に指が上下に動く。絶え間なく零れる蜜を掬い、クリに塗りつけるように擦られ、蜜口からまたとろりと蜜が零れ落ちる。

「ああっ、あっ、あ!そんなに擦ったらぁ、ああっ!」

「千波、力抜いて」

蜜をたっぷりとまとった指がまだ固い入り口の浅いところを行ったり来たりする。入り口がほぐされると同時に2本同時に指が挿れられる。体がこわばったのは一瞬で受け入れると余分な力も抜けた。抜き差しされるたび水音が鳴り、蜜が飛び散る。突然くっと指がナカで曲げられた。

「あっ!」

「ここか」

そこばかり重点的に攻められ、気を抜く暇もなくクリが食まれる。舌がクリを撫でる度、ぞくぞくっと背筋が震えた。指で擦られたときとは違う快感にまた蜜がこぼれ、それを潤滑油にさらに指は抜き差しを激しくする。

「あっ、だめだめっ!イッちゃう、ああ、きちゃうっ!」

「イって、千波」

指は激しく抜き差しされたままちゅっとクリを吸われ、目の前が弾けた。

「あーっ、イクッ!あああぁん!」

隼人が指を抜くと同時にぷしゃあと潮が吹きこぼれる。
潮を吹くほどの激しい絶頂は初めてで弾む呼吸を落ち着かせるように隼人がゆっくりと背中を撫でる。

「も、無理、欲しい…」

口から本音が出た。もう指じゃ足りない。

「俺ももう挿れたい。千波、上乗って。騎乗位好きでしょ」

脈打つモノに避妊具をかぶせ、手を添えゆっくりと腰を落としていく。自然と腰が揺れる。

「あっ、ああっ!」

全部飲み込むと同時に、指では届かなかった奥のいい部分が擦れる。さっき指で擦られたところも、奥のいいところも擦れるように私は腰を揺らす。下からも突かれさらに抜き差しが激しくなる。
先程より強い絶頂感が体の中でせりあがる感覚がして、きゅんきゅんナカが収縮をはじめ、子宮が下りてくる感覚がした。私は一気に快感に登り詰めていく。

「あ、も、またイク!」

「あっ、俺も」

がつがつと下から突き上げられ、私は背筋を弓なりにを反らす。

「あ、だめイッちゃう。あぁあああんっ!」

「くぅっ、はあっ」

ぷしゃあとまた潮が吹きこぼれる。どくりっと隼人のモノがナカで脈打つとほぼ同時位に、隼人の胸へと倒れこんだ。

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