ウブな後輩に跨ってみた (Page 2)
確かにかっこよさは少ないが、そういった部分を含め愛らしいとは思っていた。
瀬奈は縮こまる肩に寄りかかった。
「私のために頑張ってくれるのは嬉しいよ。失敗してるのも可愛いし」
「かわいい…」
「そう、可愛い。だから全然がっかりなんてしてないし、むしろ…」
瀬奈は秋斗の方を見上げ、ゆるりと口角を上げた。
「すっごいタイプ」
「…ッ!?ぁ!」
「好きだよ」
秋斗の顔を両手で包みグッと距離を縮めれば唇と唇が優しく触れ合う。
角度を変えて何度も触れ合う度、秋斗の体は緊張で固まっていった。
「ねえ。口開けてよ」
「ぇ…?あ…へ?」
混乱している秋斗をよそにもう一度近づき、今度は口内に舌を滑り込ませる。
彼がは大きく体をビクつかせるのがわかった。
気にすることなく歯茎をなぞるように滑らせ、たどたどしく動く舌を蹂躙するように絡ませる。
何度も角度を変え何度も絡み合い、ようやく離した口の間には銀の糸が繋がっていた。
真っ赤になりながら顔を背ける秋斗に愛おしさが増す。
肩を押すと、気を抜いていたのだろうあっさりと押し倒されそのまま上に跨る。
「ぁ、ちょ…!」
「んー?どうしたのさ」
「どうしたって…だってこれ…」
「攻められちゃってるねぇ」
ケラケラと笑いながら彼のバスローブを開く。
慌てて胸を隠す様に再び笑顔が漏れた。
「なにしてんのさ」
「先輩こそなにしてるんですか!?急にふ、服脱がせるなんて!」
「じゃあ急じゃなければいい?」
そう言いながら指先で首筋をなぞり鎖骨をゆっくり撫でる。
肩に触れ、かかったバスローブに手をかけながらニヤリと口角を上げた。
「今から秋斗くんの服脱がしてもいい?」
「んなっ!?」
秋斗は耳まで赤くしながらたじろぐ。
試すように見つめていると、彼はもじもじとしながらそっぽを向いて口を開いた。
「い、いです…」
許可を得たことににっこり笑いながらバスローブを取り払う。
初めて見る生まれたままの姿を自然と観察していた。
ほどよい肉付きは健康的で、逆三角形の体型を見るに日頃からトレーニングをしているのだろう。
大きな体と相まって、秋斗の竿ももちろん大きい。
そしてそれはすでに芯を持っており、今か今かと期待に揺れていた。
「おおー秋斗くんの大きいねえ。触ってみたいな。触っていい?」
「さわ…っ!?」
瀬奈は同意を待たず手を後ろに回しそそり立つものを優しく包む。
上下に動かせば秋斗は体をびくつかせ枕を握りしめた。
我慢するような表情に自身も昂るのを感じる。
瀬奈は少し移動すると尻の割れ目にものを当て、焦らすように腰を前後に揺らした。
「っは、ぁ…!せ、んぱ、ぃ!」
「秋斗くんここ弱いんだねえ」
「っ!?ぁ!」
強めに擦れば彼の口から息が漏れる。
それが楽しくて愛おしくて、擦るスピードを早めた。
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