クリスマスに上司兼コイビトの彼と過ごすはずだったのにどうしてこうなった!?
今日は待ちに待ったクリスマス。佳代子は職場の上司兼、彼氏の満さんをケーキと料理を用意して待っていた。しかし満さんは残業で遅くなると連絡が来た。佳代子は暇を持て余して彼氏の部屋を物色する。そしてクローゼットの奥であるものを見つけた。
今日は待ちに待ったクリスマス。佳代子は職場の上司兼、彼氏の満さんをケーキと料理を用意して待っていた。
(1時間前に残業で遅くなるって連絡をもらったっきりメッセージ送っても既読つかないのよね)
トラブルなら仕方ないだろう。しかしせっかくの初めてのクリスマス。手持ち無沙汰な佳代子は彼の部屋を物色することにした。
(部屋は好きに見て回ってもいいって前に行ってたし…)
これから満さんの家には何度も訪問することになるんだから勝手を覚えておいた方がいいだろうと言い訳を考えながら手近にあったクローゼットを開ける。
「っ、ナニコレ!?」
思わず声を上げてしまった。そこにあったのはどう見ても女性用の下着。それもかなり際どいデザインで、とても男性用のクローゼットに置いてあるようなものではなかった。
「っ!…もしかして…」
佳代子の脳裏には以前から満の性癖が気になっていたのだ。だからここを見てみるのはとても自然な流れだった。そしてクローゼットの奥に入っていたものに彼女の考えは確信に変わった。
(やっぱり…)
そこには隠すように大量のSM用具があった。
鞭、ろうそく、金属製の檻などなど。もちろん全て未使用のようだったが、佳代子はそれらの使い道を考えた。
(満さんは忙しいはずだし浮気はあり得ないわね)
満さんとはそんなアブノーマルなプレイはしたことがない。恋愛初心者の佳代子に合わせてくれていたからだ。
(本当のの満さんはこうゆうのが好きなんだ。)
佳代子はクリスマスで浮きあしだっていたのだろう。
あまり考えずとりあえずきわどいデザインの下着を身に着ける。そしてムチとか怖そうなものはそっとしまって、今度は同じ場所にしまってあったサンタのコスプレ衣装を着てみる。
(サイズ、ピッタリだ。満さん、このくらいなら言ってくれれば着るのにな。)
この衣装で出迎えて驚かせてあげようと佳代子は思っていた。
「これは大人のおもちゃ?」
次に手に取ったのはバイブ。スイッチを入れてみると手の中でそれは音を立てて震えだす。
「っ、ちょっと怖いかも…」
佳代子は一瞬たじろいだが、好奇心が優って入れてみることにした。
(いつも満がいてるように優しく乳首をいじって中を慣らして…)
あんまり気持ちよくない…濡れ方もいまいちなので試しにバイブをクリトリスや乳首に押し当てる。
「ひゃんっ!!」
思った以上の衝撃だった。しかし癖になるような快感で夢中になって押し当て続けるとしっとりと濡れてきた。
ゆっくり振動したままのバイブを入れていく。
レビューを書く