風俗でバイトしていた過去がばれ、上司に脅され犯されるなんて… (Page 2)
苦学の末にやっと大学を卒業し、厳しい採用試験をくぐり抜けて一部上場企業として有名なM商事に入社できたことは、詩穂にとっての誇りだった。両親も大いに喜び、親戚に自慢して回っていたものだ。
しかし、わずかな期間とはいえ風俗で働いていた過去がばれれば、退社に追い込まれるかもしれない。
「このチラシの女性は君なのか?」
詩穂は顔を伏せたまま、強くかぶりを振った。
「ち・ちがいます! 私じゃありません!」
この場は気を強くもって、しらを切るしかないと詩穂は腹をくくった。
「でも言葉だけだとなんとでも言えるからね。客観的な証拠がないと人事も納得しないだろうしね」
「証拠と言われても…」
「心配しなくても大丈夫だよ。実は君じゃないことを証明する方法があるんだ」
三田はチラシを指さし、女性の左の乳首のすぐ近くに黒子があると指摘した。さらにもう1カ所、股間の割れ目をかろうじて覆っている細紐のような布地の右側にも黒子が見えている。右の花びらのすぐ横だ。
詩穂の身体を調べて写真のような黒子がなければ別人であることを証明できると、三田は相好を崩した。
「早速調べてみよう」
三田が立ち上がると、詩穂も反射的に椅子から立ち上がり、弱々しくかぶりを振りながら後ずさった。
「どうしたの? 黒子がないなら、嫌がらなくてもいいはずだよ」
怪訝な表情を浮かべる三田の鋭い眼光に射られ、詩穂は思わずうつむいてしまった。
「まさか、本当に君なのか?」
三田はさも信じられないと言いたげに首を振った後、噛んで含めるように声を発した。
「黒子がないか確かめるのは、普通は女子社員に頼むのだけど、その場合はごまかしはきかないからね。でも僕が検査するなら、黒子があってもなかったと報告することもできる。言ってる意味はわかるね? 今、この場で検査を受けるか、あとで女子社員に頼むか、君が決めなさい」
詩穂は困惑に潤む視線を三田に向けた。三田の言葉に一筋の光明を見出した気がして身体を硬直させている。
答えがないことを承諾の証と受け取ったのか、三田は詩穂を長机の上に押し倒した。
「いやぁ、やめて!」
詩穂は抗ってはみるものの、もとより本気で抵抗する気は失せている。三田は詩穂のスーツを毟り取るように乱暴に脱がしていった。
詩穂は突然の成り行きにショックを受け、半ば放心状態でなすがままに身を任せている。困惑と落胆の入り交じった複雑な心境だった。
こんなレイプのような真似をしなくても、憧れの三田が相手なら普通に誘ってくれれば喜んで身を任せたのにと、思わずにはいられない。
あっという間にスーツを脱がされ、下着だけの格好にされた。カップの上端が大きく開いたピンクのブラジャーは、詩穂の豊かなバストをたっぷりと見せつけている。ブラとお揃いのショーツはフリルがついた少女チックなデザインで、見るからにムチムチと小高く盛り上がったVゾーンを悩ましく覆っている。
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