10億から始まる関係性 (Page 3)
「あぁぁ…んん…」
吐息と共に漏れてくる夏那の声が溜まらなくなり爽太の指の動きが激しくなると、弓形に夏那の体が大きくのけ反る。
「あんたを10億で買う…いいな? 」
感じている目で爽太を見つめた夏那はゆっくり頷いた。
「よし、いい子だ」
搔き乱していた爽太の指の動きが止まって、グイっと夏那の両足が開かれると、そこに顔を埋めた爽太。
「な…だ、だめそんな…」
ペロッと爽太の舌が夏那のクリトクスを転がしてゆく。
「んぁぁ…き…気持ち…いい…」
「もっと気持ちよくなれよ。10億以上、感じればいい」
ゆっくりとなぶるように刺激されて、夏那は体が痺れるくらい感じ始めた。
夏那の吐息が激しくなってゆくのを感じた爽太はゆっくり顔を上げて、ニヤッと夏那を見る。
「入れていい? 」
尋ねられると恥ずかしそうにうっすらと目を開けた夏那が、ゆっくり頷いた。
「いい子だ」
ニヤッと笑った爽太は、太くてかたくなっている爽太自身を夏那の入り口にあてた。
「すごい濡れてるじゃないか。あんた、本当に俺より年上? この濡れ方、半端ないじゃん」
太くてかたい爽太自身が夏那の入地に押し当てられ、グイっと狭い入口に押し込まれてくると夏那の体がはねじれるくらい反応した。
まだ狭いトンネルの中を太くてかたい爽太がグイグイと入ってくるのを感じると共に、夏那は今まで感じた事がない痛みに荒がる喘ぎ声を漏らし始めた。
ギュッとこぶしを握り締め痛みを我慢している夏那を見ると、爽太はそっと夏那の手を自分の背中に回し捕まらせた。
「捕まれよ、その方がもっと感じられるだろう? 」
ギュッと体を密着させた爽太から、ドクン…ドクンと鼓動が伝わってくると痛みが快楽に変わってゆくのを夏那は感じ始めた。
「はぁ…んん…あぁぁぁ…」
夏那の吐息が激しくなると爽太の動きも早くなる。
ぐちゅぐちゅといやらしい音と夏那の喘ぎ声が倉庫の中に響いている。
「とまんない…お前、一生俺から離れるなよ…」
奥まで爽太が入ってきて勢い良く突いてくる感覚が溜まらない夏那は、もう頭が真っ白になりそうだった。
「ん…あぁ…。中…気持ちいい…」
「っ…い…いきそう…」
「んあぁぁ…」
ギュッと爽太にしがみついてきた夏那。
「俺、本気。あんたが欲しい…」
「…10億で買うの? 私を…」
「あんたを俺のモノにできるなら、10億なんて安すぎるぜ…」
ギュッと強く夏那を抱きしめた爽太は、初めの乱暴な爽太ではなく愛しさいっぱいの目をしていた。
10億から始まる二人の関係は、まだまだ続く…。
Fin.
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