出張マッサージをお願いしたら、来たのはまさかの元カレだった!? (Page 5)

足でするのって案外大変。
筋トレになりそう…なんて考えていた時、康裕が私のもう片方の足を持ち上げた。
そして、そのまま親指から順番にキスをして、咥え始めたのだった。

足の指の間や、足の側面、余すことなく唇と舌が刺激してきて、水音までするものだから何とも言えない高揚感が生まれる。

「…ねえ、康裕?こっちの足にも、少し唾液ちょうだい?」
こっちの足とは、康裕のペニスを刺激している方の足の事だった。
なんだか女王様になったような気分。

康裕が垂らしてくれたローション代わりの唾液を使って、さっきより少しだけ力も入れて愛撫ができる。
…乾いたままの足でしてて痛がらせちゃったら嫌だもんね。

唾液が加わると、先程よりも苦しそうな表情になってきた康裕。
だが、されるだけでは終わらないのが彼だった。

空いた方の手は私のワレメに向かう。
唾液をつけた指で、クリトリスを撫でたり軽く弾いたりしてくる。

お互いを刺激し合う愛撫、行為の仕方も大人になった。
だんだん私の腰が浮いて反応するようになった時に濡らされた指が挿入されて、ナカを押し広げて慣らしてくれた。

「康裕、もう挿れて…」
「あ…待ってくれ、ゴム今持ってないかもしれない」

「あるわよ、ベッドの棚の引き出しにある」
「…なんであるんだよ、まさか彼氏…」
「いないわ。女だってストレス溜まると1人でシたりもするわよばか」

「…今度見せてな」
「は?嫌よ」

チッとむくれる康裕に取ってきたコンドームの封を開けてつけてあげる。
挿入してからも、痛くないか、とか、体勢キツくないか、とか終始私を気遣ってくれる康裕。

手慣れた腰の動かし方に翻弄されて、2度もイかされた私。
最近、1人でシてもイけなくなってたのに。

「あ、康裕。お店には言わないし安心してね」
「…これからは俺以外のやつ指名しないでくれ」
「…考えとく」

それからは、康裕にマッサージを担当してもらうようになった。
解されたのは体だけではなく、康裕の猛アタックでまた付き合うようになるまでそう時間はかからなかった。

Fin.

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