おにいちゃん、いけないことして (Page 4)
半ば無意識にわたしは手を伸ばしていた。
お兄ちゃんがピクッと肩を震わせた。
指先にちょんと触れる。
服越しでもわかるそれは、硬くて、大きかった。
ズボンを山状に張る先っぽをすりすりと指先で擦る。
お兄ちゃんは時たま、「んっ」と声を漏らすだけで、わたしの手を跳ね除けたりしない。
指の腹を使って、下から擦り上げるようにゆっくり上下する。
お兄ちゃんの息が荒くなる。
次第にお兄ちゃんの腰がゆらゆらと揺れ出した。
その頃にはわたしの脚を押さえていた重さもほとんどなくなり、するりとわたしはお兄ちゃんの下から抜け出した。
お兄ちゃんはずっと下を向いている。
正座するように座るお兄ちゃんの正面に、わたしはM字に脚を開くようにして座る。
お兄ちゃんの手をとって、わたしは自分の太ももに乗せた。
初めはたどたどしく太ももを撫でていたが、お兄ちゃんの手は徐々にわたしの秘部に近づき、最後にはするりとズボンの中に手を滑りこませてきた。
下着の上からクリトリスをつんと突かれ、ピクンと身体が反応する。
「ひゃっ……」
ここがわたしの弱いところだとわかったお兄ちゃんは、クリを執拗にこね始めた。
んっんっと規則正しい喘ぎ声が漏れる。
負けじとわたしもお兄ちゃんのズボンを手を入れ、ペニスを手のひらで包み上下に擦る。
「くぅっ……」
お兄ちゃんがわたしに倒れ込んできた。
はあ、はあと荒く息をする。
お兄ちゃんは耳まで真っ赤だった。
わたしも顔中が熱くなる。
わたしもお兄ちゃんもパンツの上からでもわかるほど、ぐしょぐしょに濡れていた。
ちらっと目線を下げる。
お兄ちゃんのペニスはまだまだ立派にいきり立ったままだった。
ズボンの上からでも、濡れて色が濃くなっているのがわかる。
なぜだかわたしは、それを舐めてみたくなった。
ペニスに手を添え、わたしの肩で息を整えるお兄ちゃんに、こそりと耳打つ。
「ね、舐めてもいい?おにいちゃん」
とてもドキドキしました!
匿名 さん 2020年6月4日