おにいちゃん、いけないことして (Page 3)
「お腹いっぱい!お兄ちゃんほんとごちそうさまでした。シャワーもありがとね。さっぱりした。Tシャツとジャージも」
「いいよ、それくらい。それにしてもよく食ったなあ。焼きそば2人前はあったんだぞ」
「おいしかったから」
「そりゃ光栄だわ」
夕飯もシャワーも終わり、2人でゴロゴロする。
わたしはベッドで寝転がり、漫画本を読みふける。
お兄ちゃんはベッドにもたれかかり、スマホをいじっている。
手にした漫画のキャラ紹介のページを見て、わたしは唖然とした。
「え!大佐って21歳なの!?ウソじゃん、わたしと一緒?」
初めて読んだときは、漫画のキャラのほうが年上だったのに、いつの間にか、自分のほうが年上になりつつある事実に驚愕する。
「ねえ、お兄ちゃん今いくつ??」
お兄ちゃんがスマホから顔を上げる。
「俺?今年で、28かなあ」
「え、オジサンじゃん……」
スマホを置いて、お兄ちゃんがわたしに覆い被さった。
「んだとっ!!」
仰向けに転がされ、脇をコチョコチョとくすぐられる。
わたしは昔からくすぐったがりで、お兄ちゃんを怒らすと、よくくすぐりの刑に処されていた。
「きゃー!やっだァ、あはは、ごめんってぇ」
「誰がおじさんだって??」
「ごめんって、ゆるして、あっは、まじやめっ」
お兄ちゃんの手が、脇と脇腹を忙しなくくすぐりながら往復する。
くすぐりに耐えられず、身をよじって逃れようとするも、力ずくで戻される。
「反省するまでやめないからな!」
「反省して、っるってぇ、やっ、んふふ、あは」
ジタバタと脚をバタつかせていると、太ももの上にお兄ちゃんが乗っかり、両脚を封じられてしまった。
くすぐりの手は尚も加速する。
わたしは上半身しか動かすことができず、もうくすぐりを避けることができない。
「ねぇ、もっ、だめ、あっはは、やぁっ、んっ」
じわ、っと下着に漏れ出るものを感じた。
「えっ?ちょっ、まっ、って、あっ」
懇願の声にも、お兄ちゃんの手は止まらない。
「あぁっ、んっ、あっ、はぁん」
お兄ちゃんの手が緩まり、撫でるような手つきになったとき、わたしは太ももに違和感を覚えた。
何か、硬いものが当たっている。
もしかしてお兄ちゃん、勃起してる?
思わずお兄ちゃんを見ると、お兄ちゃんは真っ赤な顔で目を背けていた。なんだかわたしまで、つられて赤くなってしまう。
硬く太いものがわたしの太ももの付け根を、産毛を撫でるように触る。
また、わたしの秘部が熱を持ち始めた。
ジンジンと熱くなる。
2人とも何も喋らない。
気まずさにこの場から逃れようとモゾモゾと腰をずらすと、わたしの布越しの性器の上に、お兄ちゃんの膨張した性器が合わさった。
ドキドキと鼓動が早くなる。
とてもドキドキしました!
匿名 さん 2020年6月4日