何を考えているかわからないと思っていた先輩の心の声は甘々でした (Page 4)
「んっ…はぁ、っ…た、けだ…さ」
「甘い。やべえ止まらねぇ…」
遠慮は無いのに柔らかく湿った舌先がゆっくりと口内を蹂躙していく。
上顎を撫でられると背中にゾクッと何かが走った。
「…とろけた顔、可愛すぎな」
赤くなった頬に熱っぽい視線、緩く笑った妖艶な顔に、イケメン効果もあって心臓はバクバク。
心臓に悪いお顔ですこと…
「んな顔されるとホントに止まらない。…いいのか?」
「えっと…」
「つっても、こんなとこに連れ込んだのは間宮だ。…責任取れ」
「ぁっ、待っ…」
次の言葉は唇に飲み取られて出なかった。
*****
「…可愛いし綺麗だから隠すな」
「だって…竹田さん、口数多いし甘すぎです」
「お前らが変なもん飲ませたからだろ。好きだから仕方ない」
「ひゃっ…んんっ!」
胸を隠していたクロスの腕を程かれて、手を繋がれベッドに縫いつけられる。
ベッドの明かりに照らされた私の体を見て、竹田さんは満足気に笑った。
「わ、笑った…やっぱり離してください!」
「違う。わりい泣くな。嬉しいんだよ、満喫させろ」
普段クールで女を寄せない竹田さんの心の中は甘々でした。
何度も可愛い、可愛いと言われて赤面ばかりの私。
仕事以外のことは話した事さえほとんどないのに、今日初めて一緒に飲んでベッドにいる。
なんだか信じられない。
色々考える私を見て竹田さんはあちこちに口付ける。
「俺は間宮のこと好きだけど、間宮は?」
「…分かりません…彼氏に振られたばかりですし」
「は?…いや、もっと自分大事にしろよ。…でも、今日はやめられないからな」
少し苛立ったような顔をして、竹田さんは私の胸にかぶりついた。
わざと歯を当てて、強く噛んだりはしないのに…なんだか首輪をつけられてる気分。
歯で囲われた胸の内側で舌が乳首をコロコロと弄ぶ。
「んっ…っ」
少し冷たい指先がくびれのラインを通って下に行くだけで、体がピクっとなってしまう。
「全然男として意識されてないのは分かってたけどな…これからは意識してもらう」
獣を狩る獰猛な動物みたいな目で見られて、ドキッとする。…これはイケメンだからだ。
適度に筋肉がついてガッシリした胸板が見えて、檻に囲われたように錯覚する。
ただ、野性的な視線とは違って、指先はただただ優しく触れてきた。
指4本を使って割れ目を開き、中指でクリトリスから蜜口までを優しく行き来する。
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