雨も滴る可愛い同僚を泣かせるはずが、なぜか私が啼かされてしまいました (Page 5)

「ちょ…雪奈！待てって…うっ」

今にも泣きそうな海翔を見て、これ以上我慢できなくなった私はパンツをずらして自ら彼を咥え込んだ。

「あっ…ん、はぁあ…っ、んんっ」

海翔のモノが私の奥深くに突き刺さって、甘い痺れが全身を支配する。
擦れ合う部分からは、徐々にぴちゃぴちゃと水音が聞こえてきて、頭の中はさっきよりもクラクラしてきた。

「海…翔、気持ちいい…っ」

彼の胸元に両手を付けて、さらに腰を前後左右にグラインドさせてみる。
ゆっくりと、押し付けるように。自分の中を海翔で満たしていく。

「あ…っ雪奈、エロすぎだって…っ」

「あん、だって海翔が可愛い顔してるか…あぁん！、やっやだ…っ」

自然と海翔の両手が伸びてきて、私の腰を強く掴み、いきなり下から容赦なく突き上げてきたのだ。

さっきまでくたっとしていた彼はどこへやら…。
体をぶつけるような衝撃で突き上げてくるせいで、私の身体はこのまま宙に浮いてしまいそうな感じがした。

「やだ…！あぁん…ん！あっあっ…」

「さっきまでの攻めの雪奈はどこにいったのかな？」

「ちょ…待って、あっ！やぁ…ん、すごい気持ちいい…」

「だろうな、もうパンツ脱いだ方がいいんじゃない？下、すごいことになってるよ」

全く変わることのない強さで下から突き上げる彼は、さっきとは打って変わって、完全に欲情した男の顔になっていた。

そんな彼は、しっかりと腰を掴んでいた片手をそっと私のパンツに添え、秘部のところの布を指でグイッとさらに大きく横へズラす。

「ほら、濡れていやらしく光ってるのが丸見えだよ？」

「あぁん、やぁ…はぁん、ダメだって…」

下から突き上げられる度に、私の中心から甘い蜜がとろけ出して、太ももに伝っていくのが分かる。
全身がピリピリとしてきて、喉や頭が熱い。

下から突き上げられる度に、快楽の波が何度も押し寄せてくる。
海翔に導かれながら、そろそろ絶頂に向かっているけれど、私だって彼をイカせたい…！

そう思った私は、ブラを外して胸を彼に押し付けた。

「…っんん！」

海翔の可愛い顔が真っ白な胸に埋もれて苦しそう。
でも、攻められてばかりはイヤだ…。

「海翔、舐めて」

私はぷっくりと膨らんだ蕾を彼の口元へ押し付けた。
海翔は腰を動かしたまま、先を口へ含みコロコロと口内で転がす。

「あ…ん、はぁっ…」

鳥肌が止まらない…。
気持ちよくて意識が遠のきそうになる。

だけど、もっとこのとろけるような一体感を味わいたい。
彼が腰を打ち付けるリズムに合わせて、私も一層腰を押し付けた。

「んん…ふぁっ、雪奈…ごめん俺、イキそうかも」

「一緒にイこう…？」

その言葉を合図に、最後に向けて動くのかと思っていた私の考えは甘かった。

海翔は終わる気配無く、私の中心へ抽挿を続けたのだ。

「あぁっ！ちょっと…待って！やぁっ、これ以上は無理」

「うん？自分から煽っておいてそれはないでしょ？まだまだ外は雨だし、こっちも、もっとびしょ濡れになろう？」

海翔の可愛い顔を泣かせたかったのに、逆に私が啼かされてしまうのだった…。

Fin.