新人マネのお仕事は、彼専用の?
私は新人マネージャーの津島菫(すみれ)。担当は灰谷翼くん。表向きは爽やかで、笑顔の似合うアイドル。だけど…何故か私には当りが強く、いつも性的なイタズラをしてくる。翼くんがそれで満足して、仕事に打ち込めるなら構わない。翼くんは私が見つけた原石だから。そう思って伝えると、翼くんの態度が一変して…?
「菫さん。俺のいったこと、守ってくれた?」
「う、うん…翼くん」
椅子に座り、横に立ってる私を見上げてくる。
彼の名前は、灰谷翼くん。二十歳。
今、売り出し中のアイドル。
マネージャーとして、私の初めての担当の子。
初めて声をかけたとき、笑顔で応えてくれて。
爽やかで、いい子だなって思った。…なのに。
思わず、翼くんから目を逸らしてしまった。
すると翼くんは、少し怒ったような声で言う。
「…ふうん。じゃ、見せてよ。証拠」
「しょ、証拠、って…」
「わかってんでしょ?」
私を見上げながら、首を傾げる翼くん。
「でも、もうすぐ翼くんの出番だし…」
ここはテレビ局の控室。鍵はかけてあるけど…いつ、誰が来るかわからない。
「だから、早く済ませたほうがいいよね?」
にっこり笑って、そう言う。
その、女の子をときめかせる笑顔。
それは、確かにアイドルのものなのに。
「菫さん。スカート、めくって見せてよ」
アイドルらしからぬ要求に、くらくらする。
違う。くらくらするのは…言葉だけじゃない。
「は…い。翼、くん…」
両手でタイトスカートを腰までたくし上げた。
ウエストで止まり、ショーツがあらわになる。
…すごく恥ずかしい。
けど、中に入ってる物は見えない…ハズ。
「よく出来ました。だけど、これじゃあ」
翼くんが、ポケットから何かを取り出した。
「ちゃんと、入ってるかわからないよね?」
「は、入ってる…よ? …だから」
こんなにくらくらして…どきどきするのに。
「俺からは見えないし。と、いうわけで」
翼くんが手にした物…リモコンを押した。
「ちゃんと、証拠見せてよ。菫さん」
「あっ、や、ぁっ…!」
振動が全身を貫き、がくがくと体が揺れる。
立っていられない。思わず床に両膝を付いた。
「へえ。ちゃんと入れてたんだ」
「そ、そういった、よ…? 嘘なんか…」
「そう。男にいわれたら、ローターを挿れて歩く変態なんだ。菫さんは」
「そんな、こと…っ!」
否定しようとしたとき、更に強い快感が走る。
「あ、あぁ…っ…!!」
…軽くイッてしまった。
翼くんを見ると、リモコンを持って笑ってた。
あれを操作して、バイブを強めたんだろう。
アイドルに相応しい、可愛い顔。
その顔でこの子は、平気でこういうことする。
「何。文句ある? 変態にはご褒美じゃん」
「…はい」
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