かわいい彼女の作り方 (Page 4)

ちゅっ、とペニスにキスして、鈴口をちろっと舌で舐めとる。そこからは、透明のカウパーがとろとろ溢れてきていた。

こっちは余裕じゃないのかな。嬉しくなって、両手に握りしめたペニスにもう一度キスする。ちょっと、しょっぱい。

「…梓、さん」

名前を呼ばれて顔を上げると、ちょっと恥ずかしそうな…困ったような爽くんと目が合った。

…可愛い。うん。私、爽くんのそういう顔が大好き。

少し笑ってみせて、またペニスに舌を這わせる。カウパーを舐め取り、飲みこむ。

おしおきとか、もういいや。今はただ、爽くんに気持ち良くなってほしい。

吸うように口の中にペニスを咥え込む。大きさに、口の中がいっぱいになる。

できるだけ口を開き、頭を上下させる。息苦しいし、飲み切れず溢れ続けるカウパーが、口の端からぽたぽた零れていく。

けど、こっちももうすぐみたい。口の中のものが、さっきから更に大きくなってきてるのがわかる。

「梓さん、口、離して…も、う…」

腰を引こうとした爽くんを、ディープスロートで引き止める。と。

びゅ! びゅく、びゅ、く…!!

限界まで膨れ上がったペニスから精液が放たれた。喉奥にびちゃびちゃ当たり、口内を満たす。

「ん、んんっ…ん、ぅっ…!!」

熱い。苦い。いがらっぽい。飲みこめずにいるとティッシュが差し出され、仕方なくそれに精液を吐き出した。

「全く…そんな、無理することないんですよ。AVじゃあるまいし。そんなことしなくたって」

爽くんはまだ精液の残る、私の唇にキスした。

「僕はそんな、一生懸命な梓さんが大好きなんですから」

それから「苦いですね」といって、爽くんがちょっと笑った。

その笑顔にどきん、と胸が跳ねる。まるで初恋みたいに。いい年して恥ずかしいとは思う。けど仕方ない。

とん、と爽くんの胸元にもたれかかり「その、爽くんの、…挿れて」と言った。

──好きなんだもの。仕方ない。

「あっ、っ…あ…!!」

ナカに奥まで入ってくる圧迫感と、のしかかる爽くんの重量感に声が漏れ出る。

「…きっ、つ…。梓さん、大丈夫…ですか?」

全部挿れきると、動きを止めて爽くんが見下ろしてきた。さすがに脱いでくれてる。

明りは消したけど、すぐ横の窓から外灯の光が差し込んでくる部屋だ。お互いの体や顔は見える。

付き合って五回目のエッチだけど、未だに恥ずかしい。でも、爽くんの顔が見えないのはイヤだし。

最近忙しくて、するのはふた月ぶり。キツいというか、私は少し痛い。それはしょうがない。でも、遠慮なんてしなくていい。自分でも恥ずかしいくらい、濡れてるのがわかるから。

うなずくと、爽くんが「じゃあ、行きますよ?」といい、囁きながら耳にキスしてきた。

両脚を持ち上げられ、爽くんの肩に乗せられる。そしておしりを掴まれて引き寄せられると、もっと奥まで爽くんが入ってきた。

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