エロボイス配信者なお隣さんとおねだりエッチ (Page 2)
「…はぁ、もっと口開けて、俺の舌舐めて」
レンの配信は音声のみだが、内容は極めていやらしく、まるで自分とレンがイチャイチャしているかのように思えた。
「くちゅくちゅ…んっ、はぁ。くち」
どう出しているかもわからない卑猥な音。
「…気持ちいい? 俺も気持ちいい。最高、好き」
最初はいけないものを聞いているようで少し聞いたらアプリを閉じてしまっていた私も、2週間ほどすると慣れてずっと聞いてしまう。
ーー中毒性があるって、こういうことなのかも…。
「ねえ、別のこと考えないで。俺のことだけ考えて。無理? じゃあ、考えないようにずっとキスしてあげる」
まるで恋人の会話をしているかのような声に、身体がどんどん熱くなる。
「くちゅ、くちゅう。じゅるっ。んっ…はっ」
キスをしていないのに、口の中に唾液が溢れてくるのは気のせいではないだろう。
「…胸、舐めていい?」
ちゅっ、ちゅっ、とリップ音が聞こえてくる。
私は、そっと自分の胸に手を伸ばした。
「…んっ」
クリクリと触る前から立っていた乳首を親指と人差し指でこねる。
「気持ちい? 乳首甘くて美味しい」
イヤホンから聞こえてくるレンの声でさらに快感が広がっていく。
「ちゅっ、ちゅぱっ。くちゅ…」
レンの配信に合わせて自分の胸を揉みしだき、乳首をつねり続けた。
「ねぇ、どうしてほしい? 言って?」
ーー下も、触ってほしい。
おそらく全リスナーが思っているだろうことを私も心の中で呟く。
ーー早く、早く。
もっと強い快楽を求める身体。腰はすでに揺れ始めていた。
「いいよ。触ってあげる」
待てを解放された犬のようにショーツに手を入れすでに濡れきった自身の蜜口に触れた。
「んあっ」
気持ちよくて一人なのに声が出てしまう。
「くちゅくちゅ…ぐじゅっ」
イヤホンからはキスの音に混じって、いやらしい水音も聞こえてくる。
まるで自分の蜜の音のような錯覚を感じながら、レンの声に合わせて指を蜜口に入れ込んだ。
「あっ、んっ」
浅い部分の密壁を擦ると子宮の奥が切なくなってくる。
「イキたい? イキたいよね? 言わないとクリ触ってあげないよ」
ーーイキたい。もっと気持ちよくなりたい。
「いい子。ご褒美あげる」
そうレンはいうと、マイクにふっと息を吹きかけてからマイク自体を舐めた。
「あぁっ!」
「ぐじゅぅうう!くちゅ。ちゅっ!」
自分で摘んだはずの小さな尖りはレンに吸われたかのように強い快感を身体に与える。
小さく果てた私は、初めてレンの配信を聴いた時から気づいていた。
ーー『レン』は、秋さんだ。
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