先輩、ご教授お願いします! (Page 4)
季子さんとキスをしながら、どんどん速度を速めていく。舌や指とは全然違うその刺激に、意識が飛びそうだった。ぐちゅぐちゅとお互いの蜜が泡立つ音がどんどん大きく鳴る。
「あ、こすれてるっ、あああんっ、もうだめぇ死んじゃうっ!」
「いいっ、最高!イクゥッ!」
季子さんの首に腕を回して抱き着いたら、クリだけでなく乳首までも一緒にこすれ、更に快感が生まれる。連鎖する快感にも全てがどうでもよくなる。
「ああっ、イッちゃうっ!ああん、あああああぁっ!」
「イクッ、はあああああぁんっ!」
二人同時にイッて、朦朧としながらキスをしたまま意識が落ちた。
*****
ぬるま湯みたいな夢うつつからゆっくりと瞼が開き、ぱちぱちと瞬きをする。季子さんがいない。
「あ、気が付いた?お風呂張ってたの。ミネラルウォーターとお茶だったらどっちがいい?」
「ミネラルウォーター…」
キャップを開けて渡してくれた。よく冷えたミネラルウォーターを半分くらい飲みきる。その間に季子さんは洗濯機を回していたらしい、ゴウンゴウンと低い音が聞こえる。タフだな季子さん。私はまだまだほとんど体に力が入らない。
「妃香ちゃん、お風呂入らない?一緒に」
自分でもよくわからないまま頷き季子さんに支えられながら、浴室に移動して湯船につかる。
「今までで一番、最高に気持ちよかったわ。私達体の相性がいいのかな。妃香ちゃんはどうだった?」
「死んじゃうかと思うくらい気持ちよかったです…」
恥ずかしくて、うつむくと赤い顔した私が水面に映る。かつてなく乱れ切って、頭が真っ白になる快感なんて初めてだった。
「またしたいな。今日じゃなくて、お互いの都合が合う時また。妃香ちゃんはもう一回でお腹いっぱいって感じ?」
「また、したいです」
「嬉しい!二人でもっと気持ちいい事一杯しようね」
ぎゅっと抱きしめられて、お湯が盛大に跳ねた。
その言葉通りあらゆる快感を教え込まれ、先輩と後輩ではなく恋人同士となるのはもう少し後の話。
Fin.
良いと思います
下手な野郎よりも
女の子同士が感じ合えるのは事実ですが
なかなか理解されない世の中です
上手にやりましょう
なーんてレズ愛好者より
楽しい作品でした
あさ美 さん 2022年9月22日