たったひと晩のつもりだったけど私はみだらに変わってしまいました (Page 2)
パフェのクリームをむさぼる5歳児みたいに、あなたは夢中で私の陰部をしゃぶる。
「あ、あん。すごい」
ジュンジュンと愛液が湧き出してくるのが分かる。
あなたの口周りは私のいやらしい液でべたべただろう。
それを想像すると身体中がさらに熱くなって股間のぬるみも増す。
あなたの指が膣口あたりを撫でまわしていたかと思うと、ぐっと中に侵入してきた。
「ううん」
そこはもうたっぷりとぬかるんでいて愛撫を待っている。
犬のようにびちゃびちゃとクリトリスを舐められながら膣内の粘膜を指でまさぐられると快感はもはや苦痛に近く鋭く私を突き上げてくる。
「あ、いやっ。ああん。恥ずかしい」
指の腹がさっきから私の内側の弱いところをこすり始めている。
爪の先まで火照った感じがする。
「あん。んん。あ、イク」
クリトリスとGスポットへの執拗な愛撫で私は一度目の到達を迎えた。
高みにたどりつけた私の肌が粟立つ。
ぶるぶると全身が震える。
「あああ…」
身体の力が抜ける。
あなたはそんな私の様子を見ているのかおかまいなしなのか。
次に私の両脚を抱え上げる。
陰部にあなたのペニスの先端が押し当てられるのが分かる。
あなたの張りつめた欲望がずぶりと私の中に押し込まれる。
「あああ」
性急で少し乱暴な動き。
我慢が出来なかったんだろう。
あなたは若い。
私もだけど。
あなたは自分のものを入れられるところまで刺し込むと、腰を動かし始めた。
「あ、んんん。そんなに急がないで」
「ごめん、我慢できない」
あなたの硬いペニスが粘膜をねじるようにこすりあげる。
「うあっ。あ」
イッたばかりの膣には刺激が強すぎて私は思わずいやいやと首を振ってしまう。
「あ、ああう。きつい。あん」
「熱い。きみのなかで溶けてしまいそうだ」
あなたはそう言うとさらに身体を進めて私の奥を責め立て始める。
パチュンパチュンという淫靡な音とともに強引な快楽が脳髄に響いてくる。
「あ、あん。ああ!そんなに揺さぶらないで。ああ」
シーツを掴む指に力が入る。
「いいよ。すごくいい。最高だ」
あなたは動きを緩めない。
「つらい。つらいわ。もうイカせて」
私は喉の奥から声を上げた。
あなたは私の腰を掴んでさらに揺さぶりをかける。
下腹から達する前の灼熱感が伝わってくる。
「ああ!あ、あああ」
「うう」
あなたが限界を迎えたのが私の中に散るあなたのほとばしりの熱で分かる。
「あ、はっ。はああ。は」
「愛しているよ」
今夜だけならそんな言葉もありなのね。
「愛しているわ」
私は納得ずくで言葉を返した。
あなたは薄い唇を私の唇に押し付ける。
固くてしっかりした男の唇だ。
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