魔法少女(中の人・社畜)は敵幹部のえっちな魔法で闇落ちしちゃいました (Page 3)
ちゅぷちゅぷと水音が響く。紋様が光る下腹部を撫でまわされ、もう片方の手でやわやわと胸を揉まれながら、ちはねはロカイユに唇を重ねられていた。
唇を啄まれ、湿った音を立てながら優しく吸い上げられ、舌先を絡められ、撫でるように口の中の粘膜をさすられる。
噛みついてやりたいのに、力が入らない。むしろ刺激を追うように、舌先を追いかけ、次に触れられるのを期待してしまう。
(嫌なのに、…嫌な、はずなのに…)
乳房を下から包み込まれるようにさすられ、先端をかりかりと引っかかれる。互いの口の中で反響するくぐもった甘い声は、まぎれもなくちはねのものだ。
「足、もぞもぞしてますけど…もどかしいですか?」
下腹部を撫でていたロカイユの手が、破れて形を成していないスカートの中へ滑り込む。下着越しでも分かるくらい、触れられたそこは潤んでいた。愉快そうにロカイユが口元を歪める。そのまま、彼は体をかがめてちはねの耳元に唇を寄せた。
「…ちはねさん。私は、あなたに同情してるんですよ」
「…どういう、意味…?」
ロカイユはそれには答えずに、ちはねの開かされた両ひざの間に自分の膝をついた。
下着のゴム部分をくぐって、大きな手のひらが入り込んでくる。指先があふれている蜜と、そこを潜り抜けた突起に触れる。ちはねの肩が跳ねた。
「魔法少女リス・アルジャン。会社員、崎島ちはね。悪を見過ごすのも、業績を落とすのも嫌で、両立頑張ってきましたよね。私は知っていますよ。あなたがどれだけの力を注いできたか。…どれだけ、苦しんだか」
ロカイユは、中指と人差し指でゆっくりと、突起をこね回しはじめた。指先で挟むようにしごかれて、そっと押しつぶされて、包皮越しの柔らかな圧力と指先の熱が、たまらなく気持ちいい。
「あ、あんっ、んぅっ、く、は、ぁっ…」
「…生き方を偽らなくて済めば、一つのことにだけ力を注げるようになれば、あなたはもっと幸せになれる。そうではありませんか?」
細やかな設定と丁寧な心理描写めちゃくちゃいいです!
もちもち さん 2022年6月14日